疾患別解説

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先天性の大動脈弁狭窄症

0歳7ヶ月 男性
2004年3月17日

7ヶ月の息子は、生後1ヶ月頃、重症大動脈弁狭窄と診断されました。その時は心不全と肺高血圧状態で、救急でバルーンカテーテルをしました。退院する時の格圧差は40でした。
その後、4ヶ月の時に心カテをし、圧差が70だった為、今月9mmのバルーンをしました。
その結果、肺の圧が34、大動脈が60まで下がりましたが、完全に弁を切開しきれませんでした。また、心肥大もあり、心筋もかなり厚くなっているそうです。
今度心カテをして、圧が下がらなければ再度バルーンか、弁が硬いためロス手術になるでしょうとのこと。
ロス手術について詳しく知りたいと思っています。現在の息子は、息はかなり荒いですが、哺乳量も良く成長の方も順調です。

回答

かなり重い大動脈弁狭窄症です。但し左室の大きさは正常で左室機能は正常のようです。Ross手術は肺動脈弁を大動脈弁のかわりにいれる手術です。狭い大動脈弁が正常の肺動脈弁で置き変えられて、狭窄がなくなります。成長も期待できます。肺動脈弁には心外膜で作った手作りの弁を入れます。

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