急性心筋梗塞治療後の胸痛
66歳の父のことで相談します。胸痛があり病院を受診したところ、外来で異常なしと診断されましたが、翌日の夜に発作で倒れ、2箇所の詰まりがあり、同病院で数時間の手術、バルーンとステントの処置をしてもらいました。
CCUに5日いて、一般病棟に移動になり、無事にリハビリ開始となったのですが、数日前から胸痛が強くなり、尿量も減り痛くて出せないと申しますし、発熱もしております。
糖尿病があり、本日よりインシュリンを打つそうです。
胸痛や乏尿は心配な合併症なのではないかと思うのですが、担当医の先生も忙しいようで気軽には聞けず、特別に向こうからのお話がない限りは安心と思うようにしているのですが、最初の発作前に「異常なし」と診断されたこともあり、安心しきれない気持ちでおります。
父は、普通の生活に戻れるでしょうか。障害など残るのでしょうか。
回答
最初の外来での診察のときには、血管はまだ詰っていなかったのでしょう。この段階ではどこの病院であっても、その後の出来事を予測することはできないと思います。
一般病棟に移ってから、胸痛が強まり、尿量が減少してきたというのは、ふたたび、心筋の壊死が進行し、心臓の機能が低下していっている可能性があることを示しています。
ただし、痛くて出せないと書かれていますが、それは、尿道が痛んで排尿ができないということですか。それならばよいのですが。
まだ、病気は落ち着いた状況になったとはいえないように思います。また、糖尿病があると、治りが悪くなります。現在の状態については、遠慮なく、担当医の説明を求めてください。