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ST-Tの意味と胸痛、子宮筋腫との関係

48歳 女性
2007年3月 5日

健康診断にて、心電図の検査をしたところ、「軽度ST-Tの疑い。女性の場合は健常者でもよくみられますが、胸痛などの症状はないでしょうか?」という結果が来ました。
「ST-T」とはどういう意味でしょうか。病気なのでしょうか。
異常が見られると、どういうことが考えられるのでしょうか。何か心臓の病気なのですか。
たまに胸痛を感じることもあります。

また、子宮筋腫があるとなりやすいと聞きましたが、本当ですか。

回答

ST-Tは病気ではなく、心電図の上での所見です。心電図は心臓が起こす電気現象を体表から記録したもので、波型に名前がついていて、P、Q、R、S、Tなどと呼ばれています。その中のS、Tの部分に異常があるという意味です。この部分は心電図の中でも軽い異常が出やすい所ですので、この所見だけでは(程度にもよるが)断定できないと思います。
しかし、もし胸痛があるのであれば、念のため、さらに検査を受けてみては如何でしょう。

子宮筋腫とは直接には関係ないとみていいでしょう。以前に、子宮筋腫のさいにもST異常が出ることがあるといわれたことがありますが、心臓とは関係なく、貧血のためであるということになりました。

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