中学校の検診で不完全右脚ブロックといわれた
中学1年の息子について相談します。学校での健康診断の結果、心電図所見で不完全右脚ブロック・右軸偏位、心音図所見では、2音の分裂(軽度)と報告があり、二次検査を受けるよう指示されました。二次検査はレントゲン検査とのことです。小学校1年・4年生の時の心電図検査では、異常なしでした。
息子は、とても緊張する性格で、緊張すると心臓がドキドキすると最近良く言っていました。緊張すれば心音が高くなるのは当然だと思っていたので気にもしていませんでした。今回の心電図検査の時もかなり緊張していたようです。今思うと今回の検査結果のためなのかと不安を感じます。こちらのサイトで不完全右脚ブロックは健康児でも痩せ型にも見られる所見と書いてありました。息子はたしかに痩せ型ですが、その他に2項目も所見があるのでどうなのでしょうか。
回答
成人の場合、不完全右脚ブロック、右軸偏位、心音の2音分裂があると、その所見内容にもよることなのですが、先天性の心臓病である心房中隔欠損症を疑います。しかし、これが若い学童・生徒であり、かつ痩せて背が高い子にみられたということであれば、多分、異常なしということになるであろうと思います。この場合、X線写真で診断の推定は可能ですが、診断の確定には超音波検査を行います。緊張すれば、ドキドキするのは当然ですし、あまりご心配なさることはないのではないでしょうか。