疾患別解説

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左側R波増高とは

44歳 男性
2004年7月15日

会社の健康診断で、心電図検査で軽い左側R波増高とありましたが、軽度の異常で心配なしとのこと。また、胸部・腹部に腱反射低下がみられ、要経過観察とのことでした。
左側R波増高と腱反射低下ということは、具体的に心臓がどうなっているのでしょうか?      
また、今までは健康診断の心電図検査で移行帯右軸偏位といわれ、正常範囲とのことでしたが、今回は上記の結果になりました。健康診断結果通知には心配なしと経過観察と書いてありましたが、精密検査をしたほうがよいですか。

回答

左側R波増高というのは左側に面した心臓電位が高いということであり、痩せられたか、逆に肥って心臓が横向きになってきたが、心臓の肥大が起こってきたか、などといったことが考えられます。腱反射減弱というのは神経伝導性の低下を意味し、加齢現象かビタミン不足などを考えます。
右軸変位がなくなったというのは前の所見も併せて、少し肥ったためなのかと思います。何にしても、心配なしです。精密検査の必要はありません。

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