緑内障治療の点眼薬と徐脈への影響
40歳
女性
2006年12月12日
健康診断で毎年「洞性徐脈」と診断されますが、学生時代に陸上競技をしていたので、そのせいでしょうとの診断でした。
昨年から眼科で「正常眼圧緑内症」と診断され、点眼液(ハイパジールコーワ点眼液)にて治療しています。
薬の効能・効果の中で「徐脈の方は通常使用できません」と書いてあるのですが、問題ないのでしょうか。
回答
ハイパジールコーワは交感神経緊張を弱めるので、脈を少なくします。したがって、徐脈の方には注意することとなっています。点眼薬ですので、全身的な影響は少ないと思いますし、あなたさまの徐脈は病気による徐脈ではなくてスポーツマン心臓のためであるとすれば、問題はないと思われます。しかし、眼科医が気づかずに用いている可能性もあるので、一度、眼科医にご相談になっておいてください。