洞徐脈で二次検査を受けたらR波増高不良だった
36歳
女性
2005年1月 4日
3年ほど前の健康診断で洞性徐脈と診断され二次検査を受けました。検査結果は日常生活に特に問題ないということでしたが、昨年の11月に久しぶりに健康診断を受けたところ、今度はR波増高不良と診断結果に書いてありました。洞性徐脈とR波増高不良は何か関連があるのでしょうか?
二次検査は不要との事でしたが、気になります。
週に2度ほどスポーツクラブで運動を行っていますが、今のところ自覚症状はありません。今後どのようなことに気をつければよいかもお教え願えれば幸いです。
回答
脈の数が1分間60以下の場合に洞徐脈といいます。そして、精密検査を行い、脈の数がほとんどいつも40以下であったり、ときに心停止を起こしたり、徐脈にともなう症状があるときには、ペースメーカ植え込みを考慮します。つまり、二次検査で異常がなかったということは、こうした所見がなかったということであり、問題はなかったといえます。R波増高というのは、これ単独では格別な意味はなく、洞徐脈とも関係ありません。これらに関しては、生活内容は普通の生活でよく、今後何に気をつけるという必要もないと思います。