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リスクを侵してまでもペースメーカを入れる必要があるか

71歳 女性
2004年4月13日

71歳の母について相談します。
母は、6年ほど前に不整脈からくる脳梗塞を発症し、今は大量のワーファリンを服用していますが、ここ最近不整脈の症状がひどく、失神してしまう事がたびたびありました。
今度24時間ホルター心電図検査で、その結果次第ではペースメーカの装着を検討して下さい、とのことです。

失神の原因の一つに、血圧を下げるお薬が効きすぎている可能性もある、とのことですので、そちらの服用の調節もし始めました。

母は脳梗塞の後遺症で、痴呆が進んでいます。暴れるといったことは一切ありませんが、もしペースメーカの手術をするとなると、きちんと言うことを聞いて、大人しくしてくれるかわかりません。

また、高齢ですし、体力もありませんので、そんなリスクを犯してまでも、ペースメーカを装着する意義があるのか、疑問です。
お薬だけで、ある程度まで調節していく事は可能なのでしょうか?その後は自然にまかせる方が良いような気もするのですが・・・。

回答

まずは、失神発作やペースメーカを必要とするといわれる不整脈が血圧降下薬のためではないことを確かめなければなりません。そして、その上で、ペースメーカが必要というのであれば、ためらいなく装着することをお勧めします。
リスクを侵してまでといわれますが、大手術というわけではありませんし、むしろ、ペースメーカを入れることによって、ボケ症状が改善することもあるのです。不整脈がどのような内容のものであるのかを知らないままでのアドバイスですが、担当医とよくご相談になってください。

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