疾患別解説

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病院でブロックといわれた

36歳 女性
2004年3月10日

今年に入ってからも違和感があったので、病院に行き、レントゲンでは異常がありませんでしたが、念のため行ったホルター心電図検査で「若い人にはめずらしく脈が飛ぶんだね。1番長くて2秒ちょっとだから心配ないけど、3ヵ月後に再検査しましょう。目の前が真っ暗になるようなめまいがおきたらすぐ病院へ行くように」とのことでした。

回答

脈がとんで、ブロックといわれたという場合には、洞房ブロックか房室ブロックかのいずれかという場合です。洞房ブロックというのは心房の興奮が起こらない場合で、房室ブロックとは心房の興奮は起こっているが、心室の興奮がつづかないという場合です。いずれにしても、このために脈の飛ぶ間隔が4秒以上になると、ペースメーカを入れることが勧められています。現在、この間隔は2秒ということですが、この程度なら病的とはいえず、放置するのが通例です。今後、監視しておくのは症状の他には、ホルター心電図があるだけですので、ホルター心電図をとってくれる病院を受診するということでよいと思います。

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