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房室ブロックとかWPW症候群といわれたりする

15歳 男性
2004年11月 6日

15歳の息子のことで教えてください。
昨年、学校の定期検診で房室ブロック1度のため、再検査するように言われ、総合病院を受診したところ、WPW症候群と診断されました。
主治医は、今まで自覚症状もないし、日常生活に支障もないし、運動制限はないけれど、年1回程度、心電図をとって経過観察しましょうと言われました。

1)学校の検診では房室ブロック1度と言われながら、再検ではWPW症候群と診断されました。別の病院でもう一度検査したほうがよいでしょうか。
2)WPW症候群の診断を受け、運動制限がないと言う診断書を提示しても、運動部を継続したいのであれば、保護者として何が起きても責任を問わないと言う誓約書の提出を求められました。WPW症候群というのは、それほど気を使わなければならないものなのでしょうか。

回答

1)房室ブロックとWPW症候群とは別のものです。病院では循環器科を受診なさったのであれば、病院の診断が正しいと思います。学校検診では担当医は必ずしも循環器科の専門医ではないからです。したがって、病院での医師の指示に従うのがよいと思います。
2)WPW症候群では7割の人には何も起こらないのですが、3割くらいの人では、頻脈発作を起こすことがあります。これ自体は危険ではないのですが、頻脈発作が起こっている状態で、全力疾走をつづけるなどすれば、倒れてしまいます。運動は何をしてもよいのですが、具合が悪くなったら、休ませてもらうことが大事でしょう。

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