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甲状腺機能亢進による心房細動について

32歳 男性
2009年8月19日

甲状腺機能亢進による心房細動を患っています。かかりつけの医師からは
・病気が原因となって脳梗塞を起こす可能性が高い
・病気が完治しにくい
・手術にはリスクが伴うので、できれば投薬で完治したい
との説明を聞いています。
症状は、脈が乱れ打っている状態で呼吸も速く、とても疲れやすい状態がずっと続いていますが、発作等はなく日常生活を送る上でなんら支障はありません。
しかし、この先、年を取ったときにどうなるのか、他の病気を併発したときに危険ではないのか、明日にでも脳梗塞なって倒れてしまうのではないか、と悩みは尽きません。
ただ、大きなリスクを伴うのであれば手術は避けたいと思っています。
一度、専門医に診察していただくべきでしょうか。

回答

甲状腺機能亢進はしばしば心房細動を伴いますが、機能亢進症が治れば、心房細動も起こらなくなります。機能亢進の治療がうまくいっていないのではないでしょうか。内分泌専門の診療科で診てもらってください。
心房細動がつづいている間は、脳梗塞を起こす危険があります。ただ、60才未満では発症頻度は比較的、小さいとされています。
手術というのは、カテーテルアブレーションであろうと思います。もし、甲上腺機能が正常化していても心房細動が続いているのであれば、試みてよいのではないでしょうか。この場合の治癒率は60%くらいです。こちらは循環器科の専門医にご相談ください。

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