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心房細動の薬の種類と副作用

59歳 男性
2007年6月 2日

以前、心房細動が出たことがあり、そのときにはジゴキシンとアーチスト錠を服用したことがあります。印象としては、あまり効果がなかったように思います。
今回、定期受診で心房細動が出現し、点滴で治まらなければすぐに入院、カテーテルの必要ありとのことでした。点滴で治まったので、薬を変更して経過を見ることになりました。
現在使用の薬は、サンリズム(最近、リスモダンに変更)、バイアスピリンです。5ヶ月間ほど服用しましたが、最近再び症状が出ることが多くなりました。
そこで、抗不整脈の薬としてはまだ他にあるようですが、どのようなものがあり、また、それぞれの副作用はどうなのかを教えてください。

回答

ジゴキシンは心房細動になっても、あまり苦痛を感じないように心拍数を少なくする薬です。この系統にはこの他に、カルシウム拮抗薬といわれるものもあります。
アーチストは心房細動の再発予防にまず試みられる薬です。交感神経ベータ遮断薬といいます。これには28種類ほどのものがあります。
サンリズムとリスモダンは不整脈を選択的に治療する薬です。この不整脈治療薬にも16種類ほどのものがあります。
どの薬の場合にも、不整脈治療薬の副作用として警戒されているのは、これが逆に、不整脈を誘発することがあるということです。このため、これらの治療薬の使用中は心電図を繰り返しとることが望まれています。

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