冷たい飲み物を飲むと心房細動が起こる
主人のことについてご相談したいことがあります。
半年ほど前より心房細動を患っており、今までに3回発作が起こりました。2か月ほど前には、心室性期外収縮とも判断されました。最近起きた3回目の心房細動の発作では、電気ショックの治療を受けました。
心房細動が起こる際はいつも冷たい飲み物を飲んだ時だそうです。現在は冷たい飲み物を敬遠するあまり、あまり水分をとっておらず、私はそれも心配をしています。
また、服用しているベータ遮断薬は心臓の動きをゆっくりさせるものなので副作用がいろいろとあり、その中のひとつには性行為にも問題をきたすこともあるという話を聞きました。
もっとも恐いのは、心房細動というのは血栓をつくりやすく、つまりは心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすいという記事を読んだことです。
これから先の人生で子作りに影響がないのか、これは一生続く病気なのか、ずっと爆弾を抱えたまま生活をしていくのか、という不安があります。
今後の生活の中で、改善できる点や気をつけなければならない点をぜひ教えてください。
回答
1)心房細動は脳梗塞を合併しやすいのは事実ですが、起こしやすいのは高齢の方(60歳以上)で、50歳以下ではそう頻度は高くありません。
2)冷たい飲み物を飲んだときのみに発作がある方は、温度の注意をすることで、発作は予防できると思います。
徐々に水分をとることで自信をつけていきましょう。
3)ベータ遮断薬が性行為に支障をきたすことは、時々みかける程度です。まず服薬してみることをおすすめします。
4)心房細動は個人々々で発作の頻度やどの位続くか違いがありますので、まずかかりつけの医師に御相談ください。