心房細動の薬を飲み始めたら手先が痺れる
81歳
女性
2006年6月26日
一年ほど前に突然息ができなくなり、しばらく安静にしていてなんとか動けるようになってから循環器内科を標榜する医院に駆け込みました。そこで心房細動と診断され、バイアスピリン錠、ラニラピッド錠、アスパラK錠、ラシックス錠、プロマック顆粒、メコバラミン錠を処方されました。むくんでいるので、心臓の負担を減らすため、尿の出る薬を出すとのことでした。
おかげで症状は良くなったのですが、薬を飲み始めてから両手の先が冷たくなり、痺れが起こり始めました。現在では指の感覚がほとんど無く自由に動かせないほど痺れています。これは薬のせいなのでしょうか。それとも別の原因なのでしょうか。再発が怖くて薬をやめることができません。どうしたらよいのでしょうか。
回答
手先の痺れということですが、足先の痺れはないのでしょうか。普通は、このような場合ですと、心臓病というよりも、背骨の病気を考えます。しかし、心房細動があるとのことなので、微小塞栓症という場合も考えなければなりません。微小塞栓症の場合には、しびれがある日、突然に起こり、手先の皮膚の色も変わります。薬のためではないかとご心配ですが、薬には該当するものはなさそうです。担当医によくご相談になってください。