心房細動
74歳
男性
2005年8月26日
74歳の父のことで相談します。
数ヶ月前に、外出した際に胸苦しさを覚え受診したところ、心房細動と診断され、先生から3点のお話があったそうです。
１）煙草を止め、お酒をひかえるように。
２）90歳まで生きたいなら外科的治療もなくはない。
３）ワーファリンの服用について（納豆とブロッコリーは食べないように。歯医者にかかる時は、ワーファリンを服用していることを医師に伝えるように。）
先生の「90歳まで生きたいなら」という言葉が気になります。本人も、これまで健康に自信があっただけに、このままだと90歳まで生きられないのかとショックを受けている様です。家族としては、薬を飲み、食生活を改め禁煙・節酒する他に、何か役立つ術はないのでしょうか。
外科的治療以外に何かできることはないでしょうか。
回答
治療の内容は心房細動に対する治療としてごく標準的なものです。担当医の説明も妥当な内容であり、患者側としても大変、適切に理解されていると思われます。心房細動はこの年齢になるとよくみられるものであり、90歳代になると30?50パーセントくらいの人にみられるようになります。特別な病気というわけではありません。脳梗塞を起こすようなことがない限りは長生きしますので、心配し過ぎないようになさって下さい。
