心房粗動のアブレーション治療
45歳
男性
2004年12月14日
2年くらい前から時々変だなと思うときがありました。今回、会社の健康診断で心房粗動と言われ病院へ行くよう指示されました。
病院にて心電図をとった結果、担当医より、カテーテルで悪い部分を焼くか(カテーテルアブレーション)か、電気ショック、または薬で治療する方法があり、薬ではほとんど効果がないので、カテーテル治療を目指しますとのことでした。
心電図だけでカテーテル手術と決めてしまうものなのか。薬で治せないのかと考えています。他の病院も行ってみようと思っていますが、不整脈は他の検査もなく、このように手術が決まってしまうものなのでしょうか。
私としては薬で治せればと思っています。現在はテノーミンとワーファリンを服用しています。
回答
心房粗動は長く放置すると心房細動となります。心房粗動はアブレーション治療の有効率が高いのですが、心房細動になってしまうと効き方が低くなります。そのようなことでアブレーション治療を勧められたのであろうと思います。
薬での治療は心房粗動を根本から治すというのではなくて、日常生活に差支えのないようにコントロールをするということになります。しかし、どちらをとるかは、当然、患者さんの希望によりますので、担当医とよくご相談になることをおすすめします。