不整脈治療中に脳梗塞を起こした
76歳
男性
2004年8月31日
76歳の父のことです。
もともと不整脈があり通院治療をしていましたが、別件で検査入院中に意識障害、右半身麻痺となり脳梗塞と診断されました。さらに、医師からは、脳浮腫、出血性脳梗塞になる可能性もあると説明されました。父の場合、左内頚動脈が完全に詰まっている状態です。
この内頚動脈はどうにもならないのでしょうか。
また、不整脈からこのような症状は起こりうるものなのでしょうか。
回答
脳梗塞を起こす不整脈というと、心房細動があります。お父様の不整脈とは心房細動だったのでしょうか。ただし、その場合でも、詰まってしまう脳の動脈は脳内の動脈であるのが通例であり、脳の外にある内頚動脈の完全閉塞を起こすことは珍しいと思います。お父様の場合は、不整脈とは別に、閉塞性の動脈硬化性病変がすでにかなり進行していたのではないでしょうか。