心室性期外収縮でカテーテル治療をすすめられた
これまで年1度の職場での健康診断でまったくひっかかったことがなかったのですが、昨年出産し、その後はじめての心電図で不整脈(心室性期外収縮)と診断されました。
医師の話では、現在のところ危険性はないが、危険性のある不整脈になる可能性はある、治療するかどうかは、本人に任せるとのこと。
自覚症状がまったくないため、カテーテル治療をすすめられて戸惑っています。
この状況でのカテーテル治療の必要性と、今後、妊娠・出産をする上でどのくらい影響があるのか、教えてください。
回答
心室期外収縮は健康な人にしばしばみられます。基礎に心臓病変がない限りは、治療はしないで、放置するというのが原則となっています。担当医に「危険性のある不整脈になる可能性がある」といわれたとのことですが、どのような根拠があって、いわれたのでしょうか。これは大事なことですので、担当医に確かめておくことをお勧めします。
もし、ただ、可能性を否定はできないから、というのであれば、安心してよいと思います。妊娠・出産には影響はないと考えてよいと思います。
次に、カテーテル治療をすすめられたということですが、心室期外収縮は特別の場合を除いて、カテーテル治療の対象となっていません。ただ、普通の期外収縮であっても、カテーテル治療が奏効する例はないわけではありません。しかし、そこまでしなければならないか、ということとは別の問題です。