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心室性期外収縮なのに内服を続ける必要があるのか

41歳 女性
2006年9月10日

20代の頃、心室性期外収縮と診断されました。動悸等の自覚症状があり、今まで定期的に心エコー、負荷心電図、ホルター心電図の検査を受けてきました。しかし、心配する必要のない不整脈とのことで、薬は飲まずにきました。
しかし、2年前、24時間ホルター心電図で35,000回の期外収縮、多源性で、5連発があってから、内服が始まりました。メキシチールを処方されています。
主治医の話では、薬は危険な不整脈を予防するために必要で、服薬を中止することはできないとのこと。運動等は特に制限はありません。

本当に心室性期外収縮なのに内服をする必要があるのでしょうか。自覚症状はかなりありますが、命に別症はないと言われれば、内服せずに我慢することはできます。
また、内服を始めてから、ふわふわする感じがしています。主治医は薬の副作用とはあまり思っていらっしゃらないようですし、薬の副作用としても、もっと悪くなったら考えますという態度です。この程度の副作用は我慢するしかないのでしょうか。症状としては、動悸よりも気になります。

回答

期外収縮の数が多く、多源性で連発があるという場合、急に重大な不整脈を起こすことがまれにあるといわれるので、治療(薬)をすすめられたものと思います。しかし長期間の使用になる場合は経過と薬効を確認しながらみていくべきです。効果と副作用を考慮し、検査も反復する必要があります。効果がなければ、その薬は中止あるいは変更し、副作用が大きい時は減量ないし中止というように治療方針を決めてくのが原則的です。以上をご承知の上、医師とご相談ください。

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