不整脈と心エコー:2段脈とtrivialの意味は?
37歳
女性
2003年5月19日
不整脈を感じて24時間ホルター心電図と心エコー検査を受けました。
ホルター心電図では、上室性期外収縮と2段脈が出ているとのことでした。
また、心臓のエコー写真を頂いたのですが、写真下にMR(trivial)と書かれてありました。エコーを見ながら「弁の閉まりが不完全だけど、女性には多いことなので心配はいらない、生活上何も制限しなくていい。」と言われましたが、これは弁膜症ではないのでしょうか。
先生からは弁膜症という言葉は出ませんでしたが、『trivial』とはどの程度のものなのでしょうか。
回答
2段脈とは、一つおきに期外収縮が出ている状態のことです。心臓疾患がない状態でみられていることであれば、心配はいりません。
また、trivialというのは、「些少の」という意味です。心臓の弁というものは正常な人であったも、キッチリしまることはあまりなくて、しばしば隙間を残すものであり、エコーでみるとこうした閉まりの不充分である状態がよくわかります。
それだけのことですので、何らご心配は無用です。