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【日本心臓財団 HEART WEB NEWS for Media 第220号】2023年12月1日発行（月刊）
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【目次】
　トピック：「EZ DO 検脈！」脈を測って心房細動を早期発見しましょう
　海外留学助成募集
　雑誌「心臓」10月号巻頭特集：あたらしい肺高血圧症
　ドクターのつぶやき：
久しぶりに開催された「ご当地キャラ EXPO in りんくう」に参加して
　循環器病予防eラーニング講座ご案内
　ご寄附のお願い

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【トピック】

　「EZ DO 検脈！」脈を測って心房細動を早期発見しましょう　

　日本心臓財団では現在、ACジャパン支援キャンペーンにおいて、「EZ DO 検脈！」と題して、"脳梗塞や心不全の原因となる心房細動の早期発見を促すテレビ・ラジオCMや新聞等の広告による啓発活動を行っています。CMでは、TRFのメンバーであるDJ KOOさんが、CMオリジナルのビート「EZ DO（イージードゥ）検脈！」とともに、心房細動リスクや検脈の大切さを伝えています。
　ACジャパン支援キャンペーン
　https://www.ad-c.or.jp/campaign/support/support_06.html

　このCMを見たり聞いたりして、心房細動に関心を持ち、当財団のホームページを訪れた人のために、心房細動と検脈について、よりわかりやすくまとめたページを作成しました。

　「EZ DO 検脈！～脈を測って心房細動を早期発見」脳梗塞や心不全の原因となる心房細動に注意しましょう
　https://www.jhf.or.jp/ez-do-kenmyaku/

　心房細動は近年とくに高齢者に増えている病気で、患者数は2030年には100万人を超える見込みです。心房細動になっていても症状がない、無症状の人も約50％いるという報告もあります。まだ発見されていない人も含めると、その数はもっと多い可能性があります。
　また、心房細動は過度なストレスやお酒の飲み過ぎ、喫煙が誘発するリスクとなりますので、日頃の生活習慣に気を付けることも大切です。
　さらに、心不全、高血圧、狭心症、心筋梗塞、弁膜症などの心臓の病気がある人や、肥満、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群の人などが心房細動になりやすいといわれています。

　心房細動は放置しておくと脳梗塞や心不全を引き起こすため、早期発見、早期治療が大切です。
　自分で脈を測る検脈を習慣にして、脈が規則的に打っているか、確かめてみましょう。

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【海外留学助成募集】

　◆2023年度日本心臓財団・日本循環器学会海外留学助成
　　1件500万円を2件。
　　日本循環器学会会員歴5年以上、40歳未満の研究者
　募集期間　2023年10月2日～12月15日
　詳細は https://www.jhf.or.jp/action/josei/2023/

　＊本年度よりバイエル薬品・日本心臓財団海外留学助成は実施せず、日本循環器学会との共同事業として、上記海外留学助成を実施いたします。

　□第22回（2024年度）榊原記念研究助成
　　助成対象課題　不整脈：基礎と臨床から
　　研究期間：2024年9月～2026年8月（2年間）
　　1件200万円を上限とし、5件以内。
　　40歳未満の研究者
　募集期間　2024年2月29日締め切り
　詳細は、http://www.hq.heart.or.jp/wp/research-g/guidelines/

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【雑誌「心臓」特集のお知らせ】

☆「心臓」が2020年1月号より、大幅にリニューアルされています。今までの特集や投稿論文のほか、循環器内科医・心臓外科医の海外留学の現状を綴った連載や、循環器医が知っておく最新のエビデンスなど、魅力的なコンテンツが掲載されています。

☆「心臓」掲載投稿論文は、日本循環器学会認定循環器専門医の研修単位を３単位取得できます。皆様の投稿をお待ちしております。

　現在販売中の「心臓」11月号の特集は、「あたらしい肺高血圧症」（企画：田村雄一・国際医療福祉大学循環器内科教授）です。近年激変した肺高血圧症の治療・定義について、肺高血圧症専門でない循環器専門医にも知っていただきたい知見を含めたUp to dateについて、解説しています。
　次号12月号（12月15日発売）の特集は「循環器疾患とAI」です。

　https://www.jhf.or.jp/pro/shinzo/new_con.html

　「心臓」ホームページ
　https://www.jhf.or.jp/shinzo/

好評連載「HEART＠Abroad 番外編
海外から日本に留学中の医師から見た日本と海外の違い（PDF）
　https://www.jhf.or.jp/pro/shinzo/img/vol55_2.pdf

　J-Stage「心臓」バックナンバー
　https://www.jstage.jst.go.jp/browse/shinzo/-char/ja/

☆「心臓」は、日本循環器学会との共同発行です。ご支援いただくための教室賛助会員・病院賛助会員を募集しています。詳細は本誌をご覧ください。
　
　「心臓」の購読・広告に関するお問い合わせ
　https://www.jhf.or.jp/shinzo/pur-ad.html

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【ドクターのつぶやき】
　
　久しぶりに開催された「ご当地キャラ EXPO in りんくう」に参加して

　コロナで中止していた「ご当地キャラ EXPO in りんくう」が4年ぶりに、2023年11月4日(土)-5日(日) 10:00-16:30「りんくう野外文化音楽堂及びりんくうアイスパーク」で開催されました。
「りんくう」と言っても多くの皆様はそれがどこなのか検討がつかないと思います。りんくうタウンは大阪市泉佐野市にあり、橋を渡れば関空で、未来都市として建設され、JRりんくうタウン駅を出ると、芝生・花・木々で緑あふれる広大なイベント会場が広がっています。

　日本循環器学会禁煙推進委員会のメンバー（事務局及び医師等の医療者合わせて10名ほど）で本会場の「すわん君ブース」で血圧脈波測定会と禁煙相談会を実施しました。私も、楽しく気軽に、白衣・聴診器持参で参加させていただき禁煙相談に乗らせていただきました。当日は2日とも秋晴れで、かつ11月とは思えない異常気象による暖かさで、屋外でも心地よい気候でした。
　全国の「ご当地キャラ」が全国から89体も集まり、来場者数も11月4日18,000人、5日30,000人と2日間合計で48,000人という大規模なもので、久しぶりということもあり、会場全体に喜びが満ち溢れ、素晴らしいイベントでした。

　日本循環器学会禁煙推進委員会の禁煙推進キャラクター「すわん君」もステージで皆と踊りスワンスワン（吸わん吸わん）を楽しみました。
「すわん君ブース」では禁煙冊子420部を来場者に直接手渡しでき、血圧脈波測定器を用いた健康体験会参加者は115名ありました。
「きちんと健康診断に行きかつ結果も大事に見ないといけないと思った。自分がこんなに血圧が高めだと思っていなかった。禁煙を前向きに検討していきたい。普段、医師とこんなに気楽に話すことが無いので凄く貴重な経験だった。アットホームな雰囲気のブースで居心地がよかった。先生方が優しかった。」等のうれしい感想をもらいました。

　もちろん、タバコは止めないという方もおられ、タバコ問題の深刻さを実感すると共にこのようなイベントの重要性を再認識しました。
　最後に、全くのボランティアとして参加・ご協力いただいた医療者全員並びに多大な労力を厭わず、東京から資材を運び、熱心に準備・後片付け等をしていただいた日本循環器学会禁煙推進委員会事務局メンバーに感謝です。（H.F.）

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【循環器病予防eラーニング講座ご案内】

　このｅラーニング講座では、(一社)日本循環器病予防学会主催の日本循環器病予防セミナー※1、保健指導レベルアップセミナー※2で行われた講義内容を中心に、循環器病予防の疫学研究、臨床研究、また保健指導に関しての講義が約60講義配信されています。
第一線で活躍される先生方の講義を通して、予防ガイドラインの根拠となるエビデンスがどのような研究計画を経て得られるか、どのように理解すればよいのかが理解できるプログラムとなっています。さらに、循環器病予防の知識を療養指導に活かすためのプログラムが備わっています。
登録視聴は無料ですので、是非ご活用下さい。

＜eラーニング講座のご案内＞
https://www.doumyaku-c.jp/elearning/JACD/no32-seminar.html
(配信：一般社団法人スマートウエルネスコミュニティ協議会）

※1 日本循環器病予防セミナー　
　主催：一般社団法人日本循環器病予防学会　
　共催：公益財団法人日本心臓財団
http://www.jacd.info/yobou-seminar/index.html

※2 保健指導レベルアップセミナー　
　主催：一般社団法人日本循環器病予防学会
　http://www.jacd.info/hokenshidou-seminar/index.html

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【ご寄附のお願い】

　日本心臓財団は皆様の寄附により支えられております。
　https://www.jhf.or.jp/kifu/

　○どなたでも100円からクレジットカードで寄附ができます
　　https://ent.mb.softbank.jp/apl/charity/sp/creditSelect.jsp?corp=298
　
　○ソフトバンクのスマホをご利用の方は携帯料金と一緒にご寄附ができます
　　https://ent.mb.softbank.jp/apl/charity/sp/select.jsp?corp=298

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　日本心臓財団HEART WEB NEWS
　発行：日本心臓財団
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さい］
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