メディア・医療関係者向け
メールマガジン 第141号
HEART WEB NEWS for Media No.141
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【日本心臓財団 HEART WEB NEWS for Media 第141号】2017年5月8日発行(月刊)
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【目次】
トピックス:「脳卒中・循環器病対策基本法」の成立を求めて
血管健康くらぶ
AEDサスペンスドラマゲーム
イベント情報
雑誌「心臓」4月号巻頭特集
「小児循環器専門医の視点から見た成人性先天性心疾患」
日本循環器病予防セミナー eラーニング受講のご案内
ドクターのつぶやき:釣りキチ
ご寄附のお願い
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【トピックス】
「脳卒中・循環器病対策基本法」の成立を求めて
去る4月19日(水)に参議院議員会館で「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法案」に関し、「法案の今国会での成立を求める患者・家族・医療関係者の会」が開催され、多くの医療関係者、患者団体代表者と、134名(うち代理65名)の衆参国会議員が出席して、法案成立の重要性、必要性に共感し、国会議員の皆さまも本国会での成立に向け尽力することを明言されました。
死亡原因の第1位はがんですが、心臓病と脳卒中を合わせると、がんとほぼ同じ死亡数であり、75歳以上の後期高齢者では脳卒中と心臓病による死亡数が、がんを上回っています。さらに、脳卒中は寝たきりの最大原因であり、超高齢社会で急増している心不全は重症化するとがんより予後が悪い疾患です。
こうした現状の中、約10年前に基本法案が成立したがん領域では、全国でのデータベース化や啓発活動が国を挙げて行われるようになりましたが、循環器領域では大きく立ち後れており、健康寿命の延伸のためにも一日も早い法案成立が望まれます。
19日の会では、医療者から医療体制の充実の必要性、また患者さんからは気づかぬうちに重症化することを予防するために早期発見、早期受診の啓発の重要性が訴えられ、国会議員の皆さまも身近で実体験された方も多く、大きく頷いておられました。
この法案成立の必要性を多くの方々に知っていただき、ご協力いただきたけますと幸いです。
基本法案成立を求める会ホームページ
http://www.junkankitaisaku-motomerukai.org/
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【血管健康くらぶ】
身体よろこぶ動画をシェアしよう!
動脈硬化予防きっかけムービーをフェイスブックにて配信中。
血管健康くらぶのページ
(フェイスブックをやっていなくても観ることができます)
https://www.facebook.com/doumyakuc2/
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【AEDサスペンスドラマゲーム】
皆さん、もうやってみましたか?
日本循環器学会と「減らせ突然死」プロジェクトが制作した、AED・心臓マッサージを楽しく学べるサスペンスゲーム「心止村 湯けむり事件簿」。
ある老舗の温泉旅館で倒れたひとりの男。そこからはじまる命をかけたサスペンスゲーム。 問題を解いていくと、自然とAEDや心臓マッサージの方法が身につくゲーム型のウェブコンテンツです。
AEDサスペンスドラマゲーム
「心止村 湯けむり事件簿」
http://aed-project.jp/suspence-drama/
または「AEDサスペンス」で検索
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【イベント情報】
□■2017年世界禁煙デー記念イベント「受動喫煙防止対策について」
日 時:平成29年5月31日(水) 13:30-15:30(開場12:30)
会 場:日本医師会館 3階小講堂(東京都文京区本駒込2-28-16)
主 催:日本医師会、健康日本21推進全国連絡協議会、日本禁煙学会
たばこと健康問題NGO協議会(がん研究振興財団、健康・体力づくり
事業財団、日本心臓財団、日本対がん協会、結核予防会)、
参加費:無料(申込制:先着300 名)
プログラム(抜粋)
講演
1)受動喫煙防止に関する新しい知見(仮)
大和浩(産業医科大学)
2)屋内禁煙が世界標準(仮)
山本太一(毎日新聞社)
3)健康日本21の視点から見た受動喫煙防止対策
下光輝一(健康日本21推進全国連絡協議会)
シンポジウム
「受動喫煙防止の観点からさまざまな阻害要因について」
大和浩、山本太一、尾﨑治夫(東京都医師会)
座長:望月友美子(日本対がん協会)
□■第53回日本循環器病予防学会学術集会市民公開講座
「あなたの心臓をまもる栄養と運動のお話」
日 時:2017年6月17日(土)15時45分~17時30分(受付開始 15時15分)
場 所:京都大学医学部創立百周年記念施設 芝蘭会館
(京都市左京区吉田近衛町 京都大学医学部構内)
参加費:無料(事前申込不要)
定 員:先着200名
共 催:日本心臓財団
司 会:笠原 正登(奈良県立医科大学 臨床研究センター)
演 者:樗木 晶子(九州大学大学院 保健学部門)
上嶋 健治(京都大学 臨床研究総合センターEBM推進部)
井岡 弘樹(井岡弘樹ボクシングジム)
詳細:下記日本循環器病予防学会HP参照
http://www.c-linkage.co.jp/53jscdp/data/jyunkanki.pdf
□■~循環器病予防のための疫学研究・臨床研究の基礎と実践を学ぶ
真夏の白熱教室~
第30回日本循環器病予防セミナー
テーマ:リアルワールドで役立つ脳・心血管疾患予防のための
疫学研究の進め方
会 期:2017年8月4日(金)~8月8日(火)
会 場:ホテルコンチネンタル府中(東京都府中市)
定 員:42名
主 催:日本循環器病予防学会
共 催:日本心臓財団、動脈硬化予防啓発センター
内 容:
*脳・心血管疾患の疫学研究を運営できる能力を身に付ける
*地域疫学研究・臨床疫学研究のプランニング(既存の疫学研究を例にして)
*危険因子としての高血圧、動脈硬化(脂質異常症)、糖尿病、喫煙の意義と管理方法を知る
*基礎的な統計や調査手法を学ぶ
*グループワークによる検討と全体討論
*詳細・申込みは日本循環器病予防学会ホームページを参照ください。
http://www.jacd.info/yobou-seminar/30seminar
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【雑誌「心臓」特集のお知らせ】
☆「心臓」掲載投稿論文が、日本循環器学会認定循環器専門医の研修単位を3単位取得できるようになりました。皆様の投稿をお待ちしております。
現在発売中の「心臓」4月号の特集は、「小児循環器専門医の視点から見た成人性先天性心疾患」(企画:佐地勉先生・東邦大学名誉教授)です。副題に「小児から成人、そして老年先天性心疾患の時代に向けた循環器専門医へのシームレスな移行を目指して」とあるように、成人先天性心疾患(CHD)の数は増加し、2030年には全CHD患者の11%が60歳以上になると予測されています。CHDを有している患者は30歳頃から心臓以外の全身性合併症が出現し、原疾患にも影響が出始めます。こうした影響は複雑心奇形でより強く、本号では小児循環器医から循環器内科医への円滑な移行のために、エキスパートからの解説がされています。
次号5月号(5月15日発行)の特集は「循環器領域における代謝性心疾患に対する新薬」です。
http://www.jhf.or.jp/shinzo/
心臓編集室
http://www.jhf.or.jp/shinzo/inquire.html
J-Stage「心臓」バックナンバー
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/shinzo/-char/ja/
☆「心臓」は、日本循環器学会との共同発行です。ご支援いただくための教室賛助会員・病院賛助会員を募集しています。詳細は本誌をご覧ください。
「心臓」の購読・広告に関するお問い合わせ
http://www.jhf.or.jp/shinzo/pur-ad.html
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【日本循環器病予防セミナー eラーニング受講のご案内】
一般社団法人動脈硬化予防啓発センターでは、一般社団法人日本循環器病予防学会主催の第28回・第29回日本循環病予防セミナーで行われた講義内容を、医療関係者向けに無料配信しております。
第一線でご活躍の先生方の講義を通して、予防ガイドラインの根拠となるエビデンスが、どのような研究計画を経て得られるのかが理解できるプログラムとなっております。研究者の方々はもちろん、循環器病予防や動脈硬化予防に関わる医師、保健師、看護師、管理栄養士、健康運動指導士の方々には、日頃の活動の基盤となる講義を、いつでも居ながらにして受講できる絶好の機会です。
■日本循環器病予防セミナー
主催:一般社団法人日本循環器病予防学会
共催:公益財団法人日本心臓財団、一般社団法人動脈硬化予防啓発センター
<eラーニング受講登録ページ>
http://www.doumyaku-c.jp/elearning/JACD/no29-seminar.html
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【ドクターのつぶやき】
釣りキチ
私の趣味は、温泉と釣りである。温泉は私の持病とも関係していて、スポーツができないので学生の頃から温泉にはよく出かけた。定年後に釣りが加わり、温泉は釣りができない冬場のみとなった。
4年ほど前、友人に誘われて北海道の船での鮭釣りにこわごわ参加した。このとき、すべての道具を用意してもらい、夜が明ける前に乗船し知床半島を右手に見ながら沖へ出た。1kgもある重りを付けてサンマのぶつ切りを餌に100m程仕掛けを沈めて回遊してくる鮭を待つのである。
なんと、言われるままにしていたら、周りが賑やかになったとたん、私の竿も突然に穂先がググーと引き込まれ震えた。体力に自信がなかったので、置き竿のまま電動スイッチをパチンと入れて合わせの代わりとし、急速で巻き上げたが、幸いにも、それでばらすことなく友人に海面まで上がってきた鮭をすくいあげてもらった。
この年、生まれて初めての鮭釣りで4本も釣り上げた。翌年は何と11本も釣った。こうなると釣りの面白さにはまってしまうのはもはや避けがたく、福井の若狭湾でも、春になると船釣りを待ち焦がれるようになった。今や、波止での釣りから、川釣り、船釣りとすっかり"釣りキチ"の世界に入り込んでしまった。これは"釣り依存症"である。
そのようなことで、温泉に行く機会は、以前と比べてめっきりと減った。釣行が増えると漁獲量も増える。釣りキチになると、釣れれば釣れるほど気分は高揚し、釣って持ち帰るが、妻は魚の処理を自己責任と言って一切手伝わないので、仕方無く自分一人でさばいているうちに、魚のさばき方もめっきり上達した。
刺身も、焼き物も自分で作るが、家庭での料理には、一切の塩分を含む調味料を使わないので、刺身もわさびだけで食べる。家庭での食塩無添加食を3年も続けていると、外食でも刺身は醤油なしでお魚の味そのものを美味しいと思えるようになった。
春が来て、私にとっての温泉シーズンは終わったので、これからの釣行が楽しみである。(H.U.)
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【ご寄附のお願い】
日本心臓財団は皆様の寄附により支えられております。
http://www.jhf.or.jp/kifu/
○どなたでも100円からクレジットカードで寄附ができます
https://ent.mb.softbank.jp/apl/charity/sp/creditSelect.jsp?corp=298
○ソフトバンクのスマホをご利用の方は携帯料金と一緒にご寄附ができます
https://ent.mb.softbank.jp/apl/charity/sp/select.jsp?corp=298
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日本心臓財団HEART WEB NEWS
発行:日本心臓財団
http://www.jhf.or.jp/
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さい]
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