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メディア・医療関係者向け
メールマガジン 第118号

HEART WEB NEWS for Media No.118

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【日本心臓財団 HEART WEB NEWS for Media 第118号】2015年6月2日発行(月刊)
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・現在、医療関係者とメディアには同じ情報をお送りしています。ご了承くだ
さい。

【目次】
 TOPICS :知って得する心臓病の知識
 かざして募金開始のお知らせ
 研究褒賞募集のお知らせ
 血管健康くらぶ
 イベント情報
 雑誌「心臓」5月号巻頭特集「心腎症候群」
 日本循環器病予防セミナー eラーニング受講のご案内
 ドクターのつぶやき:心臓リハビリテーションについて
 ご寄附のお願い

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【TOPICS】

知って得する心臓病の知識

  先般4月26日(日)、大阪市フェスティバルホールにて、第79回日本循環器学会学術集会、日本心臓財団、朝日新聞社の主催により、市民公開講座「知って得する心臓病の知識」(協賛:第一三共株式会社)が開かれました。
 当日は約2200名もの来場者があり、専門医からの「知って得する」心臓病の知識を熱心に聴講されていました。
 そのダイジェスト版が、6月6日(土)の朝日新聞朝刊に掲載される予定です。

 なお、もっと詳しい情報を、日本心臓財団の「今月のトピックス」にて順次紹介していく予定です。
 5月は安田聡先生(国立循環器病研究センター)の講演内容「日本人の心臓病は今どうなっているか」を掲載しています。

 日本では、急激な高齢化と食生活の欧米化により、動脈硬化が原因となる心筋梗塞の発症率が増加しています。一方、医学の進歩により、心筋梗塞の死亡率は減少してきました。その結果、心臓のポンプ機能が低下した慢性心不全の患者さんが増えています。

 動脈硬化はいわば血管の老化ですが、加齢は避けられませんが、そのほかの危険因子である死の四重奏(脂質異常、高血圧、耐糖能異常、肥満)は、食生活や運動、禁煙といった生活習慣の改善で防ぐことが可能です。
 目に見えない動脈硬化の進行を防ぎ、心臓病を予防しましょう。

 今月のトピックス「日本人の心臓病は今どうなっているか」
 http://www.jhf.or.jp/topics/2015/003865/

 動脈硬化予防啓発サイト「血管健康くらぶ」
 http://www.doumyaku-c2.jp/

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【かざして募金開始のお知らせ】
 
 スマートートフォンから簡単に募金ができます! 「かざして募金」
 
 日本心臓財団への寄附が、ソフトバンクが提供する「かざして募金」の寄附サービスがご利用できるようになりました。
 スマホやPCから簡単にご寄附いただくことができ、携帯電話の利用料金の支払いと一緒に継続的なご寄附も可能になりました。
 ぜひともご支援をよろしくお願いいたします。

*「かざして募金」のアプリ(無料)をダウンロードして、当財団のロゴ画像をかざしてクリックするか、または下記のサイトにアクセスすると、自動的にご寄附の画面に変わります。ソフトバンクにご加入の方は、そのままご寄附のボタンを押していただくと、電話料金でのお支払いと一緒にご寄附のお支払いができます。そのほかの会社にご加入の方はクレジットカードでのお支払いとなります。

 ・ソフトバンクのスマホをご契約の方
 https://ent.mb.softbank.jp/apl/charity/sp/select.jsp?corp=298

 ・ドコモ、au等 上記以外の方
 https://ent.mb.softbank.jp/apl/charity/sp/creditSelect.jsp?corp=298

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【研究褒賞募集のお知らせ】

日本心臓財団・フィリップス心不全陽圧治療研究奨励賞 募集中
http://www.jhf.or.jp/syou/post/

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【血管健康くらぶ】

 日本心臓財団と動脈硬化予防(研究・行動)啓発センターの共同制作による動脈硬化予防啓発サイトです。患者さんへの情報提供やメディアの情報として、ぜひお役立てください。

 血管健康くらぶ
 http://www.doumyaku-c2.jp/

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【イベント情報】

 ☆8月10日は「健康ハートの日」特集

  □■東京:健康ハートの日フェア

   日 時:2015年8月9日(日)
   場 所:丸の内オアゾ1階OO広場(おおひろば)
       東京駅北口前
   内 容:体験コーナー
       血圧測定、動脈硬化測定、体脂肪測定
       携帯型心電計による心電図測定
       AED(自動体外式除細動器)体験
       医療相談・栄養相談
   参加費:無料
   主 催:日本心臓財団


  □■第7回 ハートの日 in GIFU(岐阜)
    テーマ:家族で心臓病を考える

   日 時:2015年8月9日(日)11時~
   会 場:じゅうろくプラザ(岐阜駅前)
   内 容:午前10時~夏休み子ども体験学習会(10時~)
       午前11時~栄養教室、運動教室
       午後2時~講演会、座談会
   参加費:無料
   主 催:ハートの日in GIFU実行委員会


  □■第16回 8月10日はハートの日(豊橋)
    テーマ:健康長寿

   日 時:2015年8月10日(月)8時30分~15時30分(講演会:13時~)
   会 場:ロワジールホテル豊橋
   内 容:食事・栄養相談室、救急蘇生法講習会(AEDの使い方)、
       心臓病相談室、歯周病相談室、ハートコンサート
       ハート講演会「百寿者から学ぶ:日本人の健康長寿」
             「老いないための食養生」
   参加費:無料
   主 催:ハートの日実行委員会、共催:日本心臓財団、中日新聞社
   詳 細:https://www.heart-center.or.jp/event/20150810.pdf


  □■第7回 ハートの日 in Nagoya(名古屋)
    テーマ:いのちの連鎖があなたの命を救う
   
   日 時:2015年8月10日(月)13時(予定)
   会 場:名古屋国際会議場センチュリーホール
   内 容:講演会
   参加費:無料
   主 催:ハートの日実行委員会、共催:日本心臓財団、中日新聞社
   *詳細未定

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【雑誌「心臓」特集のお知らせ】

☆「心臓」掲載投稿論文が、日本循環器学会認定循環器専門医の研修単位を3単位取得できるようになりました。皆様の投稿をお待ちしております。

 「心臓」5月号の特集は、「心腎症候群(Cardiorenal Syndrome」(企画:長谷弘記先生・東邦大学教授)です。
 心疾患と腎疾患は合併することも多く、生命予後改善には両者の相互関係と病態を理解した治療戦略が必要と考えられています。どちらの臓器障害が先行するかによって5つのタイプに分類されており、本特集では、それぞれの分野のエキスパートから病態と治療について解説されています。
 次号6月号(6月15日発行)の特集は「大動脈ステントグラフト」です。

 http://www.jhf.or.jp/shinzo/

 心臓編集室
 http://www.jhf.or.jp/shinzo/inquire.html

 J-Stage「心臓」バックナンバー
 https://www.jstage.jst.go.jp/browse/shinzo/-char/ja/


☆「心臓」は、日本循環器学会との共同発行です。ご支援いただくための教室賛助会員・病院賛助会員を募集しています。詳細は本誌をご覧ください。
 
 「心臓」の購読・広告に関するお問い合わせ
 http://www.jhf.or.jp/shinzo/pur-ad.html

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【日本循環器病予防セミナー eラーニング受講のご案内】

 今年の夏に開催された日本循環器病予防学会企画「第27回 日本循環器病予防セミナー」で行われた講義内容を、医療関係者向けに無料配信しています。

 第一線でご活躍の先生方の講義を通して、予防ガイドラインの根拠となるエビデンスが、どのような研究計画を経て得られるのかが理解できるプログラムとなっております。研究者の方々はもちろん、循環器病予防や動脈硬化予防に関わる医師、保健師、看護師、管理栄養士、健康運動指導士の方々には、日頃の活動の基盤となる実践的知識を内容とする講義を、いつでも居ながらにして受講できる絶好の機会です。ぜひご活用ください。

 第27回 日本循環器病予防セミナー
 テーマ「歴史から学び、これからの循環器病予防戦略を考える」
 主 催:日本循環器病予防学会(旧:日本循環器管理研究協議会)
 共 催:日本心臓財団、動脈硬化予防(研究・行動)啓発センター

 *eラーニング受講登録ページ
 http://www.doumyaku-c.jp/elearning/JACD/no27-seminar.html

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【ドクターのつぶやき】

 心臓リハビリテーションについて

 リハビリテーションという言葉はもう世の中にかなり浸透しており、具体的なイメージを描ける人が多いと思う。
 脳卒中で半身マヒに陥った患者さんが歩行訓練や作業訓練を行うことによってマヒが改善する、あるいは骨折してしばらくうごかすことのできなかった足を筋力トレーニングなどによって回復させる、といったことが典型的なリハビリテーションに関するイメージであろう。
 しかしながらリハビリテーションに"心臓"がついて心臓リハビリテーションとなると、具体的なイメージを持てる人は少ないと思う。これは心臓リハビリテーションが普及していないというだけではなく、他のリハビリテーションとは目的や方法が少し異なっているということにも起因する。

 さて、わが国の心不全患者数は高齢化の進行に伴い年々増えているとされている。心不全は命にかかわる疾病であるだけでなく、心不全で入院するとその間の社会生活は中断せざるを得ず、また多額の医療コストも必要とする。このような心不全の予後を改善したり再入院を防ぐために薬物療法の強化をはじめとして様々な試みが行われるが、その一つが心臓リハビリテーションである。
 心不全で入院すると最近ではかなり早期から退院を目指した"急性期および回復期心臓リハビリテーション"が行われる。これは脳卒中の患者のリハビリテーションと同様に早期退院、社会復帰にむけて重要であるが、心臓リハビリテーションにおいてさらに重要なことは退院してからの"維持期リハビリテーションである"。

 この維持期リハビリテーションの内容は有酸素運動を中心とするもので、心肺運動負荷試験(CPX)という酸素の取り込みや炭酸ガスの排出を測定しながら行う検査の結果に基づいて個々の患者に出される"運動処方"に基づいて行われ、具体的には週3回程度の運動療法で構成される。
 心不全患者が慢性期にこのような維持期リハビリテーションを行うことによって運動能力が増し、quality of life(生活の質)が改善するのみならず、心不全の悪化による再入院も予防できることが多くの研究によって明らかになっている。ただしこのような心臓リハビリテーションの効果を最大限に引き出すためには心臓リハビリテーションを軸として多職種が多面的な介入を行う"疾病管理プログラム"を策定し実行する必要がある。

 このように心不全の治療においてきわめて重要な心臓リハビリテーションであるが、わが国におけるその普及率はまだまだ低い。
 この領域での先進国はドイツであるが、わが国においても今後医療保険制度やインフラの整備によって心臓リハビリテーションがもっと普及してほしいと思う。(S.M.)

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【ご寄附のお願い】

 日本心臓財団は皆様の寄附により支えられております。
 http://www.jhf.or.jp/kifu/

 ソフトバンクの提供する「かざして募金」や、日本財団の提供するシステム(CANPAN)を利用して、スマートフォンやインターネットから寄附(賛助会費含む)ができます。
 ソフトバンク加入者の「かざして募金」以外はクレジットカード決済になりますが、その場でご寄附ができますので、ぜひご利用いただけますと幸いです。なおご寄附につきましてその金額は問いません。
 また当財団への寄附は税制上の優遇措置が受けられます。なにとぞ宜しくお
願いいたします。

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 日本心臓財団HEART WEB NEWS
 発行:日本心臓財団
 http://www.jhf.or.jp/

[ご意見・ご感想、配信先変更・配信中止等はこちらのアドレスにご連絡くだ
さい]
 response@jhf.or.jp

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