メディア・医療関係者向け
メールマガジン 第113号
HEART WEB NEWS for Media No.113
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【日本心臓財団 HEART WEB NEWS for Media 第113号】2015年1月6日発行(月刊)
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・現在、医療関係者とメディアには同じ情報をお送りしています。ご了承くだ
さい。
【目次】
新年のご挨拶
TOPICS :小学生向けAED・心肺蘇生の副読本配布
ホームページ更新のお知らせ
イベント情報
雑誌「心臓」12月号巻頭特集「循環器疾患と再生医療」
日本循環器病予防セミナー eラーニング受講のご案内
ご寄附のお願い
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【2015年 新年のご挨拶】公益財団法人日本心臓財団理事長 矢崎義雄
明けましておめでとうございます。
新年にあたり一言ご挨拶を申し上げます。
この度、日本心臓財団は設立以来46回目の新しい年を迎えることになりました。
皆さまからの多大なご支援をいただき、お陰様で財団の活動を今日まで充実して実施することができました。篤く御礼申し上げます。
わが国における人口の高齢化は急速に進展して、昨年には国民の4人に1人が高齢者となる高齢化率が25.9%に達しました。その結果、加齢が最も大きな危険因子である、がん、動脈硬化、さらにはそれに基づく心筋梗塞、脳梗塞などの病気が国民死亡原因の70%近くを占めるようになりました。
そこで、高齢でも健やかに暮らすには、このような病気を予防することが大切です。特に、自己管理でコントロールが可能な生活習慣の改善が重要です。
このような状況にあって、日本心臓財団は、皆さまが健康を増進して健康寿命を延伸するための予防や病気への対応などについての適切な情報をお伝えする啓発活動を、今日まで幅広く展開してまいりました。
そして、財団の学術的な活動である循環器病の予防や病因の解明、そして治療や診断法の開発に関する研究助成、若手研究者の海外留学の支援なども、本年はさらに充実し、実施していきたく存じております。
このような活動は、全て皆さまからのご寄附があってはじめて実施が可能となります。今後ともよろしくご支援いただきますようお願い申し上げます。
最後に、皆さまにとりまして2015年が、より良き年となりますよう心からお祈り申し上げます。
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【TOPICS】小学生向けAED・心肺蘇生の副読本配布
日本心臓財団も参加している「減らせ突然死~使おうAED実行委員会」企画による小学生向けのAED・心肺蘇生に関する副読本「命を守る心肺蘇生・AED」が制作され、希望する全国の小学校に無料配布されています。
2011年9月、さいたま市の小学校で、6年生の明日香ちゃんが駅伝の練習中に倒れて亡くなるという事故がありました。元気な小学生にも突然心停止が起こることがあります。目の前で誰かが倒れたらどうしたらいいか、小学生にもわかる言葉で、素早い救命活動の重要性と、二度と取り戻すことができない命の大切さについて書かれています。
この副読本では、ある日、校庭でサッカーをしているお友達が突然倒れたところから始まり、そのとき、どうしたらいいかを考えながら進むようにできています。内容は、「減らせ突然死」ホームページで公開されていますので、ぜひご覧ください。
減らせ突然死 ダウンロードコーナー
http://aed-project.jp/download/index.html
メディア向けに本資材を使用したモデル授業が実施されます。心肺蘇生法の一層の普及のため、ぜひご取材いただき、ご紹介いただけますと幸いです。
日時 : 2015 年1 月14 日(水) 13:45~14:30
場所 :さいたま市立大宮西小学校 (埼玉県さいたま市西区三橋5-1359)
対象 : 第5 学年3 組(男子18 名 女子21 名 計39 名)
【本件に関する問い合わせ先】
旭化成株式会社 広報室 TEL:03-3296-3008
旭化成ゾールメディカル株式会社 TEL:03-6205-4544
減らせ突然死使おうAED 実行委員会 事務局 TEL:080-4562-0911
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【ホームページ更新のお知らせ】
日本心臓財団ホームページ:実地診療に役立つ循環器最新情報に、新しいコンテンツが加わりました。
「診療のヒント100~メッセージはひとつだけ」
監修:村川裕二、矢崎義雄
http://www.jhf.or.jp/publish/pro/hint/
循環器領域における実地診療で疑問に思うこと、知りたいと思うことを100題、ピックアップして、専門医にわかりやすい回答と、その経験に基づくプラクティカルなメッセージをひと言添えていただきました。診療の合間に、ぜひお読みください。
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【イベント情報】
□■市民公開講座
知っておきたい狭心症・心筋梗塞 "あなたの家族をまもるために"
日 時:2015年1月18日(日)13:30?15:00
場 所:日比谷コンベンションホール(日比谷図書館文化館 B1階)
千代田区日比谷公園1番4号
受 付:連日9から21時 電話:0120-03-3505
参加費:無料(先着100名様)
プログラム
「いのちの源"心臓"」昭和大学病院 木庭新治先生
「狭心症・心筋梗塞を疑う症状?」新潟大学医歯学総合病院 南野 徹先生
「急を要する狭心症・心筋梗塞の診断」小倉記念病院 安藤献児先生
「現代の狭心症・心筋梗塞治療」昭和大藤が丘病院 鈴木 洋先生
「心臓のリハビリテーションとは?」聖マリアンナ医科大学 明石嘉浩先生
「新たな心筋梗塞治療」大阪大学医学部附属病院 南野哲男先生
*総合討論
主 催:心筋保護研究会
EPO‐AMI‐II研究事務局(大阪大学医学系研究科循環器内科学内)
*詳細はこちら(PDFパンフレット)
http://www.epoami2.com/public/pdf/publiclecture20150118.pdf
□■【保健指導レベルアップセミナー
「データヘルス計画と保健指導」開催のご案内】
平成27年度から実施が求められているデータヘルス計画*の要ともいえる保健指導を、総論的な視点と具体的な保健指導運用の視点から解説し、保健事業としての保健指導のとらえ方と具体的なプランの立て方について、2つのテーマについて説明します。
*データヘルス計画:
健康保険組合等の保険者が、レセプト(診療報酬明細書)や健康診断のデータなどの情報を活用し、加入者の健康づくりや疾病予防、重症化予防を行う事業計画。
1)効果的な保健指導プランの立て方
<大阪会場>
平成27年1月31日(土)13時~17 時(受付12時半より)
大阪府看護協会 ナーシングアート大阪
大阪府府大阪市城東区鴫野西2-5-25
2)治療中・重症化予防の保健指導のポイント
平成27年3月14日(土)13時~17 時(受付12時半より)
シオノギ製薬株式会社 レクチャーホール
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-17-5 シオノギ渋谷ビル3F
参加費(各回)
・日本循環器病予防学会会員 ⇒ 無料
・非会員 ⇒ 3,000 円
(※会員非会員ともに別途資料代1,000円)
講 師:岡山 明 先生(生活習慣病予防研究センター代表)
主 催:日本循環器病予防学会
詳 細:http://www.jacd.info/hokenshidou-seminar/2014
□■「第29回日本医学会総会 2015 関西」
【概 要】
メインテーマ:医学と医療の革新を目指して
―健康社会を共に生きるきずなの構築―
会 頭:井村 裕夫(京都大学名誉教授、元京都大学総長)
会 期・会 場:
1)学術講演
4月11日(土)~4月13日(月)国立京都国際会館ほか
2)学術展示
4月10日(金)~4月13日(月)国立京都国際会館ほか
3)一般公開展示 (未来医XPO)
3月28日(土)~4月5日(日)神戸国際展示場ほか
4)医学史展
2月11日(水・祝)~4月12日(日)京都大学総合博物館
5)医総会WEEK
4月4日(土)~4月12日(日)京都劇場ほか
詳細は
http://isoukai2015.jp/
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【雑誌「心臓」特集のお知らせ】
「心臓」12月号の特集は、「循環器疾患と再生医療」(企画:清水達也先生)です。
近年の再生医療の発展はめざましく循環器疾患に対する治療法としても注目されています。本号ではiPS細胞由来心筋細胞の研究開発の現状、細胞シートを用いた治療の臨床応用、不整脈をターゲットにした再生医療など、次世代の再生医療を中心に、その現状と課題を解説しています。
次号1月号(1月15日発行)の特集は「生活習慣から循環器疾患を予防し健康寿命を延伸する」です。
http://www.jhf.or.jp/shinzo/
心臓編集室
http://www.jhf.or.jp/shinzo/inquire.html
J-Stage「心臓」バックナンバー
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/shinzo/-char/ja/
☆「心臓」掲載投稿論文が、日本循環器学会認定循環器専門医の研修単位を3単位取得できるようになりました。皆様の投稿をお待ちしております。
☆「心臓」は、日本循環器学会との共同発行です。ご支援いただくための教室賛助会員・病院賛助会員を募集しています。詳細は本誌をご覧ください。
「心臓」の購読・広告に関するお問い合わせ
http://www.jhf.or.jp/shinzo/pur-ad.html
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【日本循環器病予防セミナー eラーニング受講のご案内】
今年の夏に開催された日本循環器病予防学会企画「第27回 日本循環器病予防セミナー」で行われた講義内容を、医療関係者向けに無料配信しています。
第一線でご活躍の先生方の講義を通して、予防ガイドラインの根拠となるエビデンスが、どのような研究計画を経て得られるのかが理解できるプログラムとなっております。研究者の方々はもちろん、循環器病予防や動脈硬化予防に関わる医師、保健師、看護師、管理栄養士、健康運動指導士の方々には、日頃の活動の基盤となる実践的知識を内容とする講義を、いつでも居ながらにして受講できる絶好の機会です。ぜひご活用ください。
第27回 日本循環器病予防セミナー
テーマ「歴史から学び、これからの循環器病予防戦略を考える」
主 催:日本循環器病予防学会(旧:日本循環器管理研究協議会)
共 催:日本心臓財団、動脈硬化予防(研究・行動)啓発センター
*eラーニング受講登録ページ
http://www.doumyaku-c.jp/elearning/JACD/no27-seminar.html
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【ご寄附のお願い】
日本心臓財団は皆様の寄附により支えられております。
http://www.jhf.or.jp/kifu/
なお、日本財団の提供するシステム(CANPAN)を利用して、当財団で
もインターネットによる寄附(賛助会費含む)ができるようになりました。
カード決済になりますが、こちらのほうが便利な方はぜひご利用のうえ、ご
寄附をいただけますと幸いです。なおご寄附につきましてその金額は問いませ
ん。
また当財団への寄附は税制上の優遇措置が受けられます。なにとぞ宜しくお
願いいたします。
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日本心臓財団HEART WEB NEWS
発行:日本心臓財団
http://www.jhf.or.jp/
[ご意見・ご感想、配信先変更・配信中止等はこちらのアドレスにご連絡くだ
さい]
response@jhf.or.jp