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日本心臓財団では、皆さまにより多くの情報をお届けするため、
月に一度、メールマガジンを発行しております。

メディア・医療関係者向け
メールマガジン 第104号

HEART WEB NEWS for Media No.104

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【日本心臓財団 HEART WEB NEWS for Media 第104号】2014年4月2日発行(月刊)
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・現在、医療関係者とメディアには同じ情報をお送りしています。ご了承ください。

【目次】
 TOPICS「野菜をよく知り、たくさん食べて健康な生活を送りましょう」
 イベント情報
 生活習慣病改善プログラムCD-R版 無料配布のお知らせ
 雑誌「心臓」3月号巻頭特集「非循環器薬の循環器への影響」
 日本循環器病予防セミナー eラーニング受講のご案内
 ドクターのつぶやき「節電」
 ご寄附のお願い

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【TOPICS】野菜をよく知り、たくさん食べて健康な生活を送りましょう

 日本心臓財団では、ホームページに月に一度、心臓病・脳卒中の予防や治療に関するトピックスを掲載しています。
 3月のトピックスは「野菜を一日350g食べよう!」(共立女子大学家政学部臨床栄養学研究室)です。

 一口に野菜と言いますが、どんなものを野菜と言うのでしょう。芋や豆は野菜に入るのでしょうか。枝豆は野菜でしょうか、豆類でしょうか。
 そんな素朴な疑問を解説しながら、野菜の健康効果について、さまざまな知識が得られます。
 野菜には、体内では作ることのできない大切な化合物、ビタミンが豊富に含まれています。また、野菜に含まれるカリウムは、ナトリウムを排泄しやすくすることで血圧を下げる効果もあります。食物線維は消化管の動きをよくするだけでなく、血管にも作用して高血圧を抑制する働きがあることもわかってきました。葉酸には動脈硬化を抑制する働きがあります。

 それでは厚生労働省の推奨する一日の野菜摂取量350グラムとはどの程度でしょう。どうすればたくさんの野菜を摂取し、心臓病・脳卒中の予防ができるでしょうか。
 ぜひ、今月のトピックスをお読みください。

 日本心臓財団ホームページ 今月のトピックス
 「野菜を一日350g食べよう!」
 http://www.jhf.or.jp/topics/2014/003457/

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【イベント情報】

 □■循環器病予防に取り組む若手研究者のための実践講座

  第27回日本循環器病予防セミナー
   テーマ:歴史から学び、これからの循環器病予防戦略を考える
  (疫学・臨床研究プロトコール作成のための実践講座 初・中級コース)

会 期:2014年7月30日(水)~8月3日(日)
 会 場:ラフォーレ琵琶湖
     (〒524-0101 滋賀県守山市今浜町十軒家2876)
 詳 細:日本循環器病予防学会(旧:日本循環器管理研究協議会)
     http://www.jacd.info/

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【生活習慣病改善プログラムCD-R版 無料配布のお知らせ】

  生活習慣病改善プログラムは、当財団が2011年10月までインターネット上にて運営し、そのデータを個人情報は含まずに集計し、調査・解析を行い、その最終報告を昨年の雑誌「心臓」4月号に掲載いたしました。
 このたび、プログラムをより使いやすく改修し、今までご利用いただいた先生方、および新規の医療従事者の方々に、CD-Rとして無料提供させていただきます。今回配布するプログラムは、個人が各パソコン上で使用するもので、更
新情報等のダウンロード時以外は、通常、インターネットには接続いたしません。なお、このような日本心臓財団の活動は皆様のご寄附で行われております。
ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
 ぜひ、生活習慣病の効果的な治療の一助としてお役立てください。

*「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年版」に合わせ、バージョンアップしました。

 詳細は当財団ホームページより(医療従事者専用)
 https://www.jhf.or.jp/lsmp/

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【雑誌「心臓」特集のお知らせ】

 「心臓」3月号の特集は、「非循環器薬の循環器への影響」(企画:清野精彦先生)です。
 循環器治療薬以外の薬剤による血圧上昇、不整脈などの循環器系に対する薬物有害反応に関して、その病像・病態、予防と対策について取り上げます。とくに癌化学療法において近年開発が著しい分子標的薬による心筋障害の問題など、最新の話題を掲載しています。
 次号4月号(4月15日発行)の特集は「TAVI(経カテーテル大動脈弁留置術)の現状と将来」です。
 http://www.jhf.or.jp/shinzo/

☆なお、4月号より制作会社が変更になり、投稿先のメールアドレス、住所、電話番号等が変更になりましたので、下記ページにてご確認ください。
 心臓編集室
 http://www.jhf.or.jp/shinzo/inquire.html

☆「心臓」のバックナンバーがJ-Stage(科学技術振興機構が運営する総合電子ジャーナル掲載サイト)にて創刊号より閲覧できるようになりました(発行1年後を目安に掲載してまいります)。どうぞご利用ください。
 J-Stage「心臓」
 https://www.jstage.jst.go.jp/browse/shinzo/-char/ja/

☆現在は、日本循環器学会との共同発行になっており、おかげさまにて投稿数も増加しています。今後も内容をますます充実させていく所存です。この歴史ある学術誌を存続させていくために、ご購読をお願い申しあげます。

☆教室賛助会員・病院賛助会員も募集中です。詳細は本誌をご覧ください。
 
 「心臓」の購読・広告に関するお問い合わせ
 http://www.jhf.or.jp/shinzo/pur-ad.html

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【日本循環器病予防セミナー eラーニング受講のご案内】

 2013年夏に開催された「第26回 日本循環器病予防セミナー」で行われた講義内容を、医療関係者向けに無料配信しております。

 第一線でご活躍の先生方の講義を通して、予防ガイドラインの根拠となるエビデンスが、どのような研究計画を経て得られるのかが理解できるプログラムとなっております。研究者の方々はもちろん、循環器病予防や動脈硬化予防に関わる医師、保健師、看護師、管理栄養士、健康運動指導士の方々には、日頃の活動の基盤となる講義を、いつでも居ながらにして受講できる絶好の機会です。

第26回 日本循環器病予防セミナー
テーマ「ライフステージに応じた循環器病予防:エビデンスの構築と実践にむけて」
主催:日本循環器病予防学会(旧:日本循環器管理研究協議会)
共催:日本心臓財団、動脈硬化予防(研究・行動)啓発センター

 eラーニング受講登録ページ
 http://www.doumyaku-c.jp/elearning/JACD/no26-seminar.html

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【ドクターのつぶやき】

 -節電-
 
 東日本大震災後、原子力発電が停止し、節電の大号令がかかった。病院中の廊下で蛍光灯が3本に1本、2本と間引かれ、各部屋には「部屋を空けるときは消灯」の張り紙が貼られ、私の部屋も半分の蛍光灯が間引かれた。お年寄りには暗くて転倒の危険性があるのではないか、という意見もあったようだが、どこの駅の階段も薄暗くなっており、病院の待合室だけが煌々と電気をつけていることも憚られる雰囲気で、そのままとなった。
 結果として病院では前年比10%の節電を達成できた。病室の廊下が少し暗くなったことで、むしろ落ち着いた雰囲気になったと思ったりもしたが、翌年元の明るさに戻ってみると、やはりこの方がよさそうだ。

 トイレも出るときには部屋の電気を消すこととなった(それまでは点けっぱなし)。頻回のスイッチのオンオフはかえって電気を食う、蛍光灯の寿命が短くなる、などの意見もあったが、ともかくも節電の習慣を身につけることが優先され、「消灯」、「消灯」の張り紙が貼りめぐらされ、スイッチオフの徹底が計られた。それでも点けっぱなしの人が少なくなかった。
 トイレをよく観察するようになると、手を洗ってから水道の栓をしっかり閉めない人が珍しくない。確かめもしないでトイレを出てしまうのだろうが、水が流れていても気にならないのだろうか。

 東日本大震災から3年、反原発の声は相変わらず高い。原油やLNGの輸入が増え、貿易収支は過去最大の赤字を計上しているが、節電の声はほとんど聞かれなくなってしまった。そしてトイレの電気は再び消されることはなくなった。
 どうしてこの程度の節電がいつもできないのか、不思議である。そもそも節電と言うほどのことではなく、どこの家庭でも普通に行っていることではないか。自分の家と職場ではそんなに価値観が違うのか、はたまた親の仕付けの問題なのであろうか。
 原発廃止と節電、節電と家庭での仕付け、明るくなった東京で考えさせられる。
                             (T.Y.)

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【ご寄附のお願い】

 日本心臓財団は皆様の寄附により支えられております。
 http://www.jhf.or.jp/kifu/
 なお、日本財団の提供するシステム(CANPAN)を利用して、当財団で
もインターネットによる寄附(賛助会費含む)ができるようになりました。
 カード決済になりますが、こちらのほうが便利な方はぜひご利用のうえ、ご
寄附をいただけますと幸いです。なおご寄附につきましてその金額は問いませ
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 また当財団への寄附は税制上の優遇措置が受けられます。なにとぞ宜しくお
願いいたします。

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 日本心臓財団HEART WEB NEWS
 発行:日本心臓財団
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