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一般向けメールマガジン 第228号

HEART WEB NEWS No.228

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【日本心臓財団 HEART WEB NEWS 第228号】2024年8月1日発行(月刊)
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【目次】
 トピック:8月10日は健康ハートの日
 イベント情報:第16回 全国でPUSH!
        「こども霞が関見学デー」AED体験コーナー
        第5回健康ハート・シンポジウム
        第60回日本循環器病予防学会学術集会市民公開講座
 ドクターのつぶやき:リサーチマインドを持った医師の育成
 ご寄附のお願い

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【トピック】

 8月10日は健康ハートの日

 8月10日が810(ハート)と読めることから、1985年にこの日を「健康ハートの日」とすることを日本心臓財団が提唱しました。

 心臓は、一日に約10万回、寝ている間も休むことなく働き、全身に酸素と栄養を送り続けている大切な臓器です。みなさんも暑い夏の一日に、この働きものの心臓を思いやり、健康について考える「こころとからだの休日」を過ごしませんか。
 
 現在は、日本心臓財団、日本循環器協会、日本循環器学会、日本AED財団の4団体が協働でこの健康ハートの日にちなんだ啓発活動を推進しています。今年は「健康ハート2024」は、プロサッカーJリーグとのコラボや、小学生向けオンライン心臓教室「すごいぜ心臓」など、さまざまな企画イベントを実施しています。

 8月10日は、東京都庁や群馬県庁、宮崎県庁などの自治体や、米子城、熊本城、高松シンボルタワーなど全国各地で健康ハート・ライトアップ(赤色)が実施されます。

 また、9月29日(日)には仙台にて市民向けの健康ハート・シンポジウムが実施されます。ゲストは澤穂希さんです。

 くわしくは、健康ハート特別サイト(https://www.kenko810.com/)や下記イベント情報をご覧ください。

 どうぞこの機会に、心臓の健康と、心臓病の予防・治療について、いろいろ知っていただけますと幸いです。

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【イベント情報】

■AED20周年記念シンポジウム・イベント開催(東京・有楽町にて)
 「あって当たり前から当たり前に使用するものに」

日 時 2024年7月14日(日)
 シンポジウム:13:00~16:00
会 場 有楽町朝日ホール 12階( 入り口は11階)
東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン
 *シンポジウムは事前申込が必要です(参加費無料)

 同時開催:AED体験イベント
     (参加費無料、こちらは事前申込不要。親子でどうぞ)
  
  詳細、お申込みはこちら
  https://aed20th.com/event.html

■「こども霞が関見学デー」AED体験コーナー

中央合同庁舎5号館 厚生労働省(東京都千代田区霞が関1-2-2)
令和6年8月7日(水)、8日(木) 10:30~16:00(最終受付)
              (プログラム実施時間 10:45~17:00)
厚生労働省のプログラムはこちら
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/kids/2024_info.html

AED体験コーナーに参加しよう!

今日からキミも「こども救命士」救急救命・DMAT体験コーナー
1)救急救命士ってどんな資格?
2)AED体験コーナー *AED体験者には先着でノベルティプレゼント
3)ドクターカー乗車体験
4)災害派遣医療チーム「DMAT」体験コーナー (無線交信体験&災害派遣医療チームのユニフォームを着て写真を撮ろう!)

対象:主に小学生、中学生 (いずれも大人の引率者が必要)
共催・協力:
AED20周年記念企画実行委員会/全国ドクターカー協議会/独立行政法人国立病院機構/DMAT事務局/東京医科歯科大学病院

■2024心臓を守る親子教室
「病院を探検しよう!医療のお仕事を体験してみよう!」

日 時:2024年7月21日(日)1回目10:00~ 2回目14:00~の2回
会 場:榊原記念病院3階ホール
対 象:小学校3年生~中学校3年生(保護者1名同伴)
詳細、お申し込みはこちらのページから
https://www.hp.heart.or.jp/topics/topics-14867-3/

主催:榊原記念病院 共催:日本医科大学付属病院、武蔵野赤十字病院
後援:日本心臓財団ほか

■第60回日本循環器病予防学会学術集会市民公開講座(オンライン)
https://www.ksi21.com/jscdp60/index12.html
★どなたでもご視聴できます
★配信期間2024年5月7日~2025年1月6日
"しなやか"な血管と生きる
講演:冨山博史 先生(東京医科大学 客員教授)

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【ドクターのつぶやき】
 
 リサーチマインドを持った医師の育成

 平成16年に卒後臨床研修制度が開始にはじまり、日本専門医機構による新専門医制度の導入、今年4月からの医師の働き方改革の開始など医師を取り巻く環境が大きく変化している。
 その中で若手医師が基礎研究に触れる機会が少なくなった。日本の研究力の低下が叫ばれる中、大学院への進学や海外留学を経験する人が減少している。止まらない円安の影響も大きい。留学の家賃や生活費の負担が大きく、留学を諦めたり、帰国を余儀なくされる人もいる。新型コロナの感染拡大の影響に加えて、旅費や参加費の負担も大きく海外学会に参加する機会も減っている。若い医師が、グローバルな視点で日本を見る機会は重要だ。

 近年、医療の進歩は目覚ましく、論文やSNSをはじめとして膨大なデータが溢れている。生成AIが急速に進歩し、普及している。AIが膨大な論文やガイドラインを分析し、診断や治療法の選択もAIが示してくれるようになる。
 しかし、データが不十分な領域では間違った結論を導くことがあるためその利用には注意が必要だ。患者の社会背景や環境要因を考慮し、柔軟に判断することは医師が担う必要がある。また、現在も病気の原因や治療法が見つかっていないことも多くある。

 このような環境の中、医師の問題解決能力は重要でリサーチマインドを持った医師の育成は重要だ。AIに頼りすぎると課題を見つけ、解決能力が低下するのではと危惧する。大学などの教育機関や学会をはじめ社会全体でリサーチマインドを持った医師の育成への支援が必要だ。(K.H)

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 日本心臓財団HEART WEB NEWS
 発行:日本心臓財団
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