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一般向けメールマガジン 第215号

HEART WEB NEWS No.215

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【日本心臓財団 HEART WEB NEWS 第215号】2023年7月3日発行(月刊)
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【目次】
 トピック:健康ハートウィーク2023
 ACジャパン支援キャンペーン開始のお知らせ
 イベント情報
 ドクターのつぶやき:大学病院の在り方
 ご寄附のお願い

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【トピック】

 健康ハートウィーク2023

 8月10日は「健康ハートの日」。8月10日が810(ハート)と読めることから、1985年にこの日を「健康ハートの日」とすることを日本心臓財団が提唱しました。

 心臓は、一日に約10万回、寝ている間も休むことなく働き、全身に酸素と栄養を送り続けている大切な臓器です。みなさんも暑い夏の一日に、この働きものの心臓を思いやり、健康について考える「こころとからだの休日」を過ごしませんか。
 
 昨年より、日本心臓財団、日本循環器協会、日本循環器学会の三団体が協働でこの健康ハートの日にちなんだ啓発活動を推進することになり、今年は「健康ハートウィーク2023」と題して、7月31日から8月10日まで、さまざまな企画イベントが実施されます。

 今年は、「ハートはともだち」というキャッチフレーズで、30周年を迎えたJリーグとのコラボや、『キャプテン翼』の三杉淳選手を心臓病啓発アンバサダーとしてポスターなどを制作する予定です。

 トップアスリートのサッカー選手でも心臓突然死のリスクがあります。一般の人のなかにも、生まれつき心臓病を持った人、高血圧や心房細動など心臓病のリスクを持った人、心臓病になった人などがいます。
 心臓病にならないよう、心臓病が進行しないよう、自分自身が気をつけるとともに、社会には心臓病をかかえながら生活している人がいることを思いやり、ハートにやさしいインクルーシブな社会の実現を目指していきたいと思います。

 現在の超高齢社会を迎えた日本にとっては、単なる長生きではなく、いつまでも健康で過ごすことのできる健康寿命を伸ばすために、心臓病や脳卒中を予防する、よい生活習慣を身につけることがますます大切になってきています。

 どうぞこの機会に、心臓の健康と、心臓病の予防・治療について、いろいろ知っていただけますと幸いです。

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【ACジャパン支援広告キャンペーン開始のお知らせ】

 日本心臓財団では、7月よりACジャパン支援広告キャンペーンによる「心房細動の早期発見:EZ DO(イージードゥ)検脈!」をTV・ラジオCM、新聞広告等で展開します。
 皆さんに、脳卒中や心不全の原因となる心房細動という不整脈を知っていただき、家庭での検脈と継続的な検診による早期発見を心がけていただけますと幸いです。

 広告の映像は、こちらからご覧いただけます。(ACジャパン ホームページ)
 https://www.ad-c.or.jp/campaign/support/support_06.html

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【イベント情報】

 健康ハートウィーク2023

 イベントの詳細はこちら(近日中に2023年イベント企画更新)
 https://www.kenko810.com/

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【ドクターのつぶやき】
 
 大学病院の在り方

 文部科学省において「医学教育の在り方検討会」が始まった。10年ぶりの開催である。今回は、働き方改革のなかで、研究と教育のための時間の確保という課題が設定されている。 

 日本の科学技術力の低下が指摘されるなか、論文数が伸びているのは臨床医学であることは注目に値する。大学病院の臨床医は、これまでも高度医療を推進し、医療・教育・臨床研究の向上に邁進してきた。大学病院に多くの負荷が加わってきたことを考えると、いかに臨床教室が逆境のなかで努力してきたかがわかる。
 ところが大学病院の診療報酬は、20年間で倍増したにも関わらず、医療収益は減少した。長時間働いても利潤が生まれなければ、現場の疲労感は強まり、若手は大学を離れていく。働き方改革は現場があげた切実な声である。

 屏風は広げすぎると倒れる。半世紀以上前に、インターン制度をめぐって医学部紛争が起こった。日本の臨床医学を発展させるのであれば、いまの体制では限界である。医学だけでなく多彩な人材が集まる組織を作り、タスクシフトとタスクシェアリングを進める必要がある。設置形態も含めて、大学病院の在り方を再考すべきであろう。(R.N.)

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【ご寄附のお願い】

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 ○ソフトバンクのスマホをご利用の方は携帯料金と一緒にご寄附ができます
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 日本心臓財団HEART WEB NEWS
 発行:日本心臓財団
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