一般向けメールマガジン 第127号
HEART WEB NEWS No.127
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【日本心臓財団 HEART WEB NEWS 第127号】2016年3月1日発行(月刊)
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【目次】
トピックス:3分の1の人が3年以上、健康診断を受診していない
イベント情報
ドクターのつぶやき:餌を落とした小鳥
ご寄附のお願い
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【トピックス】
3分の1の人が3年以上、健康診断を受診していない
(「血管健康くらぶ」意識調査より)
日本心臓財団と動脈硬化予防啓発センターが共同で運営する、動脈硬化予防啓発サイト「血管健康くらぶ」では、20~60代男女723人に「健康と動脈硬化に関する意識調査」を行い、その結果を2016年2月9日にニュースリリースしました。
その調査結果によれば、3人に1人は健康診断を3年以上受診していないとのことです。特に若い世代でその傾向が高く、帝京大学医学部附属病院臨床研究センター・センター長の寺本民生医師は、「動脈硬化は男性では30代から進行する」と指摘し、「ラーメンやパスタ、霜降り牛など、特に若い方が大好きな食品は、血液中の中性脂肪やコレステロールを増加させ、塩分の取りすぎによる高血圧とともに動脈硬化の原因になります。若いうちから自分の血圧や体重を測定し、適度の運動やバランスの良い食事に心がけ、そして禁煙を習慣づけて、血管の健康に注意することが必要です」とコメントしています。
さらに、20代、30代の約9割は自身の血中コレステロール値を把握しておらず、半数近くが血管年齢を気にしているという回答の割には、動脈硬化の大きな原因となる血中コレステロール値に無関心であるといえます。
「血管健康くらぶ」では、若い人の生活スタイルにあった、無理をしない動脈硬化予防の提案や、正しい知識の提供、無料の健康相談などを行っています。
ぜひ、「血管健康くらぶ」のWebサイトをチェックして、自分に合った生活習慣の改善を見つけてください。
血管健康くらぶ
http://www.doumyaku-c2.jp/
血管健康くらぶプレスリリース
http://www.doumyaku-c2.jp/column/2016/02/entry_943/index.php
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【イベント情報】
□■第14回禁煙推進・心肺蘇生法 合同市民公開講座
「命の大切さを考える」-禁煙推進と心肺蘇生法(コールアンドプッシュ)-
日 時:2016年3月20日(日)13:00~16:40
会 場:フォレスト仙台(2階 フォレストホール)
仙台市青葉区柏木1-2-45
参加費:無料
主 催:日本循環器学会 禁煙推進委員会/循環器救急医療委員会
禁煙推進公開講座
講演1) 朔 啓二郎(福岡大学)
講演2) 飯田 真美(岐阜県総合医療センター)
講演3) 高橋 裕子(奈良女子大学)
禁煙体操
森山 暎子(10分ランチフィットネス協会・スタディオ・パラディソ)
すわん君・かおりちゃん・しおりちゃん
特別講演「世界一の美女を育てた栄養コンサルタントが語る
いきいき・健やかに・美しく」
エリカ・アンギャル(栄養コンサルタント)
特別演目:テツandトモ(ニチエンプロダクション所属)
心肺蘇生法公開講座
1)コールアンドプッシュ体操
森山 暎子・すわん君
2)簡易心肺蘇生法講習
【参加申込み方法】
住所、氏名、年齢、性別、電話番号、参加希望講座を明記の上、
Eメール (shimin-jcs2016@convention.co.jp)、FAX、ハガキにて、第80回日本循環器学会学術集会運営準備室までお申し込みください。
詳細は下記ページより、チラシ(PDF)をダウンロードしてご覧ください。
http://www.jhf.or.jp/heart_news/2016/004136/
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【ドクターのつぶやき】
餌を落とした小鳥
外出すべく、家の門をでたところで一羽の椋鳥が地面に舞い降りてきて、嘴から小さく黒い塊を落とした。どこかで捕ってきた餌なのである。さらに突っつこうとして私に気づき、数歩下がってこちらを窺う姿勢になった。
別に邪魔するつもりはなかったから、どうぞ、といったゼスチュアをしてみたが、通じるわけはない。瞬間、にらみ合いの形になって後、小鳥はそのまま飛び立っていった。
一緒にいた家内が鳥が地面に落としたものをみて、小石かしら、といった。咥えてきたのだから、虫だろう、と私がいった。家内が指で突っつくと丸い物体から小さい脚がでて、ゆっくり動いて去っていった。
椋鳥が折角穫ってきた餌を取り上げてしまったことになった。しかし、小さな虫の命は助かった。
いいことをしたのか、悪かったのか、どうもよく判らない微妙な気持がしばらく残った。(T.S.)
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