心臓病用語集

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動脈管開存

どうみゃくかんかいぞん

胎児の時には肺で呼吸ができないので、母親から胎盤を通じて酸素を得ている。そのため、心臓から肺に血液を送る肺動脈の途中から、肺を経由せずに直接大動脈に血液を送る動脈管が存在する。通常、産まれてから肺呼吸を開始すると、この動脈管は自然に閉じるが、閉じずにそのまま残っている状態を動脈管開存という。
治療は手術またはカテーテルによるコイル塞栓術が行われる。
127動脈管開存.jpgのサムネイル画像
           <門間和夫先生提供> 
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