心臓病用語集

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心房中隔欠損症

しんぼうちゅうかくけっそんしょう

右心房と左心房の間を仕切っている心房中隔に穴があいている先天性の心疾患。胎生期には心房中隔には卵円孔とよばれる孔があって、左房側からフラップで覆われ、生後、閉鎖するのであるが、これが開いた状態で残っているのが卵円孔型中隔欠損である。二次孔欠損とよばれる。一次孔欠損は中隔の上下大静脈開口部にみられる欠損をいう。血流が欠損孔を通って、左房から右房に短絡するために肺血流が増加するので、この状態がつづくと、心不全になる。
98心房中隔欠損症.jpgのサムネイル画像
<門間和夫先生提供> 
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