起立性循環調節障害と大動脈炎症候群
8年ほど前、海外出張中急に手足の脱力感と視界が暗くなり、冷汗、悪寒等で倒れるまでは行きませんでしたがそれが初めて現れた症状です。その後年に1、2回同じように症状が出ています。
そのとき、24時間心電図をとったところ起立性調節障害といわれ、軽度の降圧剤から始めて血圧のコントロールをしましょうということになりました。
週のうち2、3日それも1日のうちで極端に血圧の低下が1回以上あります。下がるときは60?40、下がっていない時は200?160が平均です。
先日、人間ドックで、20%の心肥大、右頚動脈1.5cmにわたる狭窄あり、血圧240?190ということで、専門機関へ紹介されました。
血圧のコントロールが可能なのか否か、頚動脈狭窄は血圧のコントロールができれば改善できるのかお聞きしたいのですが。
回答
年齢的に若い女性で、血圧が高く、動脈硬化があって、起立性循環調節障害がある、ということになると、大動脈炎症候群という病気を考えてみたくなります。血液検査で炎症反応はなかったのでしょうか。担当医にこのことを問い合わせてみてください。その上で、再度、メールをください。もちろん、これらの症状は大動脈炎症候群が基礎になくても起こることがあり、難儀することが多いものです。その場合には、これまでに用いられてきた薬と症状の関係をお知らせください。