疾患別解説

疾患別の解説と過去の相談事例がご覧いただけます。

60 mmの胸部大動脈瘤がある

78歳 男性
2005年2月15日

78歳の父は、昨年5月に腹部大動脈瘤の手術をし、その時には胸部大動脈瘤もあったのですが、昨年12月に間質性肺炎で入院し、ステロイドを投与されてから胸部大動脈瘤が大きくなり、60mmに肥大しています。
担当医の話では間質性肺炎が治まったら転院して経過入院とのことですが、それが一番いい方法でしょうか。また動脈瘤破裂の危険性はないでしょうか。

回答

大動脈瘤が大きくなっているようであれば、手術治療を考えなければならないかも知れません。しかし、間質性肺炎もまた、命取りになる病気です。ステロイド治療中ということであれば、相当に緊急の状況と思われます。現在の時点では、まず、肺炎を治療し、その上で、大動脈瘤の治療を考えるというのが適切ではないかと思います。

この回答はお役に立ちましたか?

病気の症状には個人差があります。
あなたの病気のご相談もぜひお聞かせください。

高齢者の心臓病 高齢者の心臓病
CLOSE
ご寄付のお願い