疾患別解説

疾患別の解説と過去の相談事例がご覧いただけます。

弁置換術後の立ちくらみ

58歳 女性
2009年9月 1日

58歳の母について相談いたします。
母は、長年高血圧で近所の小さな循環器科医院にかかって血圧を下げるための薬を飲んでいました。
ところが春先あたりから今まで何でもなくできた家事や階段の上り下りで動悸がするようになり、かかりつけの医院で診察をした結果、僧帽弁の腱索が切れて逆流を起こしているようなので紹介状を持って大きな病院で診てもらいなさいと言われました。
大きな病院で詳しく検査した結果、重度の逆流がある僧帽弁閉鎖不全症と診断され、弁置換手術(機械弁)を行い順調な回復で約3週間後に退院をしました。
退院後は今までのかかりつけの医院に通って経過を診てもらっています。退院して一ヶ月ほど経ちますが、最近、立ち上がるときや、起き上がるとき、屈んだりするときに立ちくらみがするようになりました。
現在、服薬している薬は、ワーファリン、フロセミド、スピロノラクトン、バイアスピリン、オルメテックです。
最近は最高血圧値が100を下回ることもしばしば起きるようになりました。血圧の下がりすぎが立ちくらみに影響しているのでしょうか。

回答

利尿薬と降圧薬を併用すると、血圧は異常に低下することがあります。おっしゃるように、立ち眩みにはこのような血圧低下が関係している可能性はあります。担当医にお話になって、チェックしていただいては如何でしょうか。

この回答はお役に立ちましたか?

病気の症状には個人差があります。
あなたの病気のご相談もぜひお聞かせください。

高齢者の心臓病 高齢者の心臓病
CLOSE
ご寄付のお願い