疾患別解説

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弁膜症手術後、咳が出る

69歳 男性
2007年1月23日

69歳の父親について相談です。
父は、心臓弁膜症のため60歳の時、人工弁に変える手術を受けました。
手術から9年がたち、定期検査を毎月、行っています。病院からは特に何も言われていないため、良好だとは思います。
ただ、気になるのが手術後、咳こむことが増えた点です。特に就寝中は、咳こむことが多いです。
心臓弁膜症の人は、咳こむ症状が出ることが多いと聞きましたが、手術後も咳こむ症状は、出るものなのでしょうか。
また、このまま放置していてもいいのでしょうか。
処方されている薬は、アルダクトン、コバシル、ラシックス、ジゴキシン、ザイロリック、重カマ「ヨシダ」、リピトール、ワーファリンです。

回答

心臓弁膜症の場合は、心臓が大きくなって気管支を圧迫したり、反廻神経が障害されたりするために、高い声が出なくなったり、咳が出やすくなったりします。咳き込む動作はエネルギーを消耗するので、これはない方がよいのです。使われている薬にコバシルという薬がありますが、これは副作用として、咳が出やすくなる場合があります。担当医に伝えて、これを変更していただくというのも、一つの方法です。

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