高血圧状態と狭心症発作が頻回に現れる
2年ほど前から高血圧症にて、タナトリル服用にて血圧を130/90の間にコントロールしていましたが、10月初めから家庭血圧が140/100となることが多く出現していました。(毎日家庭で測定)。
先日、朝食時に、心臓が重苦しくなり(強い痛みはなし)、貧血症状となったため、救急車にて搬送、緊急の検査入院にて、カテーテル検査を含む諸検査を受け、その結果、心電図および心エコーは異常なし、冠動脈狭窄の所見もないが、明らかな血管攣縮反応があるとのことでした。攣縮性狭心症発作の可能性があるとのことで、アダラートを処方されました(発作時用にニトロペンも処方されました)。
検査終了し退院後、1日のうち、2?3回(昼ごろ、夕方ごろ)、心臓が重苦しくかつ胸骨中央下部に軽い痛みが発生し、血圧を測ると150/100となっていました。
ニトロペンを舌下するには至らないが、その直前くらいの感じです。
高血圧状態と、軽い狭心症の発作状況に相関関係はあるのでしょうか。高血圧が狭心症を誘発することはありますか。
日常生活時に、狭心症発作(に近い状態)が1日に何度も表れるのは、心筋梗塞に至る危険信号でしょうか。
次回受診予定は、2週間後で、循環器内科のベテラン先生です。
回答
先ず発作らしいものが頻回になっているのでしたら、直ぐ医師に相談して下さい。
心筋梗塞その他の危険が大きいといわれますので、対策が必要です。予定診察日の前でもベテランの先生なら診てくださるでしょう。発作かどうか不明の場合でも、例えばその時の心電図をみれば確実になります。
血圧は狭心症発作の時は上っている例が多く、一部は痛みなどのためですが、発作の誘因となっている場合もあり、他の誘因が同時に血圧にも作用している可能性もあります。どちらが先かはケースによって違うようです。
いずれにせよ血圧のコントロールも含めてご相談になってください。