疾患別解説

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攣縮性狭心症といわれているが、失神発作があった

54歳 男性
2004年9月 5日

54歳の父親についての相談です。
先日カテーテル検査を受け、退院後2種類薬(アダラート、バイアスピリン)を飲み始めました。
その数日後、起床後すぐに5分ほど意識を喪失、倒れました。病院に行くと、今度は右側もカテーテル検査を実施するため、入院して欲しいとのこと。

今回の意識の喪失が、薬の副作用なのか、発作なのか、どのような原因が考えられますでしょうか?
カテーテル検査は、右・左と間隔をあけずに、行っても体に影響などはないのでしょうか?

回答

攣縮性狭心症というのは、狭心症発作時に、致命的な不整脈をしばしば合併します。
そしてそのようなときに失神発作を伴うことがあるのです。お父様の場合もそのような可能性が疑われます。ただ、脳波検査を予定されているというのは、また、別の疾患の合併を心配されているのかも知れません。いずれにしても、現在用いられている薬の副作用ということはないと思われます。なお、カテーテル検査は繰り返し行っても体に影響はない検査です。

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