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狭心症のステント術を受けたが、寿命はあとどのくらいか

51歳 男性
2004年7月23日

右冠状動脈3番を狭窄。発作より約1時間後にステント手術を受け、心臓のパフォーマンスは5%ダウンと言われました。3ヵ月後に再度カテーテル検査を受け再狭窄なし、来月に最終のカテーテル検査の予定です。3月初めに脈が40位しかなくなり、二段脈と言われ不整脈の薬が増えました。現在、出張等で無理をすると胸に違和感を覚えたり、便秘になります。職業柄ストレス・無理は避けられません。小さい会社を経営しており、社員に迷惑をかけたくなく責任を全うしたいのですが、どの程度寿命があると計算したらよいでしょうか?
糖尿も肥満もなく、血圧も現在130-75くらいです。29歳から禁煙しています。

回答

一般的な統計によれば、冠動脈1枝の病変の場合、14年後も生存している確率は80%です。治療がうまく成功しているときには生存の確率は格段によくなります。51歳という年齢は若いとはいえませんが、体重、血圧がよく管理され、糖尿病がなく、禁煙状態であるというならば、先は明るいとみてよいのではないでしょうか。

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