疾患別解説

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肺動静脈瘻の手術をすべきか

63歳 女性
2010年10月21日

肺動静脈瘻と診断され、血栓ができやすいので、それが移動したら危険なので、手術をしてこの動静脈を塞いだほうがよいと言われました。
本当に手術をしたほうがいいのでしょうか。手術が必要になる目安がありますか。手術するときは症例を比較的多く扱っているところでしたいと思うのですが、どういうふうに探したらいいかもご教示ください。現在自覚症状はありません。

回答

肺動脈と肺静脈との間がつながって、繋がりの部分が瘤のように膨れてきた状態をいいます。担当医がいうように、この部分には血栓ができたり、化膿して膿瘍をつくったりすることが多く、しかも、これが肺静脈を経由して脳に飛び、脳血栓や脳膿瘍のもととなることがあります。みつかったならば、はやい時期に瘤の切除手術、あるいは肺動脈カテーテル閉塞治療を行うことが勧められています。
この治療ばかりを専門的に行っている病院はありませんので、担当医に連携関係にある適切な病院を紹介していただくのがよいと思います。

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