心房中隔欠損症の手術治療
3ヶ月前に心エコーを行い、病気が発覚。先日カテーテルを行い、手術が必要と判断され、来月手術の予定。
心エコーでは手術の適応かどうか判断ができず、カテーテルを行い、予想以上の状態であることが判明したのでなるべく早く手術をしたほうがいいとのこと。
カテーテルの結果
・肺への血流/全身への血流=1.93(1.5以上が適応と言われた)
・右心房の酸素濃度=82%(通常60%と言われたと思う)
・左心房からの右心房への流入率=48.3%
1)データから考えて手術はやはり必要なのでしょうか?このまま放っておいたら、今後いろいろな障害がおこるのでしょうか?
2)穴の大きさを具体的に教えてもらえなかったのですが、データから考えて、どのくらいの穴があいているのでしょうか?
3)他の症例と比較して、病気の程度はどのくらいなのでしょうか?
4)入院して2日後に手術になっているのですが、この短期間で術前の検査はできるのでしょうか?
5)入院期間は手術後3週間と言われているのですが、入院期間はこの位短いものなのでしょうか?
6)退院後の自宅療養の期間は必要でしょうか?会社には、ひと月お休みを頂いているのですが、これだけの期間で仕事に復帰できるでしょうか?
7)心臓の手術となると、高額の治療費がかかると思うのですが、どの位のお金の支払いを退院時に考えておけばいいのでしょうか?また、医療費の返還措置などはあるのでしょうか?
8)胸に残る切開の傷はどの位の長さ、大きさになるのでしょうか?
9)手術による後遺症(胸のあたりが突っ張るなど)はあるのでしょうか?
回答
1)データから考えてやはり手術は必要です。このまま放置されると、肺高血圧、不整脈等いろいろな障害が起こってくる可能性があります。
2)穴の大きさは、推定ですが2?3cm前後でしょう。
3)この病気としては貴方の場合、中程度であると思います。
4)手術の2日前に入院というのは、ごく普通のことです。
5)入院期間は3週間と言ってもまだ長いくらいです。もっと短期間でも大丈夫です。
6)退院後の自宅療養の期間ですが、肉体的な労働でなければ、ひと月も経てば仕事に復帰できるでしょう。
7)治療費は自己負担分(2割?3割)を支払う必要はありますが、ひと月に一定額を超えると、それ以上にかかった額は後ほど返還になるはずです。各地方自治体にお尋ねください。
8)胸に残る傷跡は20cm前後になると思います。
9)手術による後遺症、続発症は色々なものがありますが、一般的には若い時に手術をするほど少ないものです。