疾患別解説

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心内膜床欠損症

0歳11ヶ月 女性
2004年5月11日

娘の手術についてのご相談します。
娘は、生後8日で、大動脈縮窄解除術と肺動脈のバンディングをしております。現在は主として経管哺乳ではありますが、比較的順調に成長しており、体重は7,800gです。

8ヶ月の時に心臓カテーテルを行い、今後の手術について、説明を受けました。
肺動脈のバンディングが多少ずれてきており、片側がやや細くなっている。次回は肺動脈の縮窄を直し、バンディングをし直す手術を行う。心内膜の修復や弁の修復など本格的な手術は、万一人工弁に置換する可能性を考えると、現時点はリスクがあり、時期尚早で、最速さらに半年後くらいで考える。

当方は、次は根治手術(医師はこの言葉は誤解を招くので使用しないそうです)と考えていたのですが、このようなステップを踏むのは通常のことで、治していくには相当時間がかかるということでしょうか。

回答

この場合、次に肺動脈バンディングをしなおす(2ステップ)か、心内修復手術をする(1ステップ)か、全く病院により方針が異なります。わが国で半数は2ステップ、半数は1ステップでしょう。その病院の経験から、病院の方針が決まっています。

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