肺動脈弁狭窄の圧差とは
4歳
男性
2007年7月16日
子どもが生後2週で雑音が見つかり、肺動脈狭窄症と診断されました。医師の話では、軽症なので経過観察といわれましたが、あまり詳しい説明をしていただけませんでした。
肺動脈弁狭窄症についてと、圧差について、教えてください。
回答
右室から肺動脈へ血液を送る途中に肺動脈弁があります。収縮期の肺動脈と右室の圧は同じで、正常では約20mmHgです。肺動脈弁が狭いと、肺動脈の圧を維持するために、収縮期の右室圧が50とか100まで高くなります。その圧の差を圧差といい、この場合は30とか70になります。この圧差は心臓超音波検査ではかれます。圧差が40以下なら、軽症で治療いりません。50以上ですと治療が必要です。
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