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心房中隔欠損症のカテーテル治療の適応

6歳 女性
2007年2月 5日

6歳の娘の心房中隔欠損症治療について、ご相談します。
カテーテル検査で欠損孔が29ミリあり、穴の辺縁もほとんどないので、開胸手術がよいといわれました。現在、カテーテル手術が認可され、できれば女の子なので傷跡をつけたけたくないのですが。大きさがぎりぎりなので開胸のほうがいいのでしょうか。
経食道エコーを受けると、少しでも診断結果がかわるのでしょうか。

回答

大きい心房中隔欠損で縁がほとんどない場合はカテーテルで閉じるのは無理です。無理に試みてはずれると、右室、肺動脈まで飛ぶことがあり、それをとるために開胸手術が必要になることもあります。ですから手術のほうが安全で確実でしょう。
経食道エコーは良く見えますが、診断結果は大きくは変わらないでしょう。

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