動脈管開存症のカテーテル治療の是非
1歳
女性
2006年9月13日
病院で動脈管開存症と言われました。主治医は、1?2ミリ程度の動脈管開存症が見られるので、しばらく様子を見るが、2歳になるまでにカテーテルで手術をしたほうがよいとの意見でした。
しかし、これまでの子どもの発育も大変良く、血色も良いため、手術をする必要があるのか疑問になります。エコーで見ていただくと確かに開いていますが、小児科の先生によっては心雑音も聞こえないようです。
このまま様子を見ていて、何かしら変調(自覚症状)が見られてからの手術では遅いのでしょうか。
もしカテーテルで手術をする場合は、2歳をめどとするのが一番好ましいのでしょうか。
また、手術の失敗で後遺症等が残る可能性はどの程度あるのでしょうか。
回答
1?2ミリの動脈管開存症のカテーテル治療の必要性については議論があります。必要との根拠は細菌性(感染性)心内膜炎の危険がすこしあるからです。事故の危険は少ないですが、ゼロではありません。事故が心配ならば、カテーテル治療をやらない方がよいと思います。5歳、10歳まで待ってから、考えてよいと思います。