心室中隔欠損症の手術時期と感染への注意
息子のことでご相談いたします。
産まれてすぐに雑音があることから、4.4mmの心室中隔欠損が発見され、7月まで3週に1回、8月からは5週に1回の検診にいっております。
担当医の話では、程度の大きい欠損で、体重が7kgになったら無輸血手術ができるので、手術をしなければならない、自然に閉鎖する大きさではない、とのことでした。肺高血圧は5月に比べ少なくなってきているそうです。
また、感染症にかかりやすくなっているのでホコリっぽい所や人ごみは避けてくださいとのことでした。
息子の症状にあたり、成功率が高い手術とはいえ、小さい体ですので、他の先生方の意見も聞いておきたく2点、ご相談させていただきます。
1)3?4mmは小欠損にあたり、自然閉鎖が多いと記載されている場合が多いのですが(ホームページなど)、息子の場合はどういった判断になるのでしょうか、自然閉鎖の可能性は少ないのでしょうか?
2)できるだけ外に出して育てていきたいと考えているのですが、感染症に対して心配です。日常レベルでの人との接触(不特定多数ではなく、近所付き合いなどのレベル)も避けたほうが良いのでしょうか。
回答
心室中隔欠損の大きさは心臓の収縮で小さくなりますから、乳児で収縮末期で4.4ミリですと中程度の大きさせしょう。肺高血圧が軽快してきているので、手術は急がず、体重がふえるのを待って、手術の適応をきめるのがよいです。自然閉鎖の可能性はゼロではないですが、少ないでしょう。
感染(風邪、はしか、など)の心配はあります。1歳までは人との接触は少ないほうが安全でしょう。