心室中隔欠損症
3ヶ月になる娘は、出産した大学病院の退院検診で心雑音がみつかり、検査(心電図、レントゲン、エコー)にて心室中隔欠損(5ミリ)、肺動脈狭窄と診断され、月に1回の検診を受け、経過観察中。
1)病気の説明は担当医師より受けておりますが、このまま経過観察の状態でよいのでしょうか。
2)どういった判断において次の処置、手術を検討するのでしょうか(現在、手術は検討されていません。)
3)3センチの心臓に5ミリの穴(出生時)は中等の穴の状態であるとききますが、自然にふさがる可能性はあるのでしょうか。手術までは要しない状態であれば手術しないで過ごした方が良い(どんな手術にもリスクはある)といわれましたが、穴が開いたままでもこの子供の一生の生活に支障はないのでしょうか。
4)欠損孔は弁の近くではないと説明されていますが、そういった穴の位置で弁が痛んでしまう可能性(手術を必要となってしまう)はないのでしょうか。
5)肺動脈狭窄の手術必要についてもお教えください
6)検査は心電図、レントゲン、エコーの3つしかしていませんが、そのほかの検査は必要ないでしょうか。検査時も比較的におとなしく検査受けていますが、眠らせて心電図などとったことはありません。正確な結果を眠らせてとる必要はないでしょうか。
7)このまま1箇所の病院の検診だけで経過観察をしていての判断でよいのか不安でたまりません。小児専門の病院で検査を受けたほうがよいでしょうか。
回答
1)今の大学病院の小児科の先生の説明は全く正しいです。
2)5ミリの心室中隔欠損症は手術しません。
3)1歳までは孔が自然に小さくなる傾向が強いので、まず1歳まで待つことです。
4)弁は痛みません。
5)肺動脈弁狭窄については、エコーである程度わかりますから、エコー検査を繰り返すうちに程度がわかります。
6)ほかに検査は要らないです。眠らせる必要はないです。
7)今の病院でまず間違いは無さそうです。