心房中隔欠損の娘の将来が心配
8歳
女性
2003年10月 1日
娘は生後2ヶ月に心房中隔欠損症と診断され、みつかった穴は5ミリ以下。今の段階では手術しないで済みそうとのことで、一年に一回の検診でレントゲン、心電図、心エコーをしています。
先日テレビでこの病気の30代女性が出産の後、急に体調が悪くなり結局肺の移植をしていました。こういうのを見てしまうと自分の子も将来こうなってしまうのではととても不安になります。小さな穴ならこのまま手術しないで過ごしても大丈夫なのでしょうか?
回答
径が5ミリ以下の欠損というとかなり小さいものです。自然に塞がってもおかしくない大きさですが、8歳というともう塞がらないかも知れません。しかし、おそらく生涯、何も気にする必要はないでしょう。
テレビでご覧になったという場合のように、欠損が大きいときには、30歳代になって症状が出てくることがあります。しかし、肺の移植を必要とするというほどのものは大変珍しいケースであると思います。
お子さんの場合、心配なさることはないでしょう。