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疾患別解説

心臓リハビリテーション とは

 近年、心臓手術後に運動療法を行うことが予後を改善し、患者さんの生活の質を高めることがわかってきました。こうした心臓病の運動療法を中心とした生活習慣改善の総合的なプログラムを心臓リハビリテーションと呼んでいます。

 最近の研究では、心筋梗塞になっても心臓リハビリテーションを行えば、6.6年間で死亡数は半減(56%減少)して心筋梗塞にならなかった場合と同じ寿命が得られたという結果も出ています。
 日本でも多くの病院が再発率を減らすための心臓リハビリテーションに力を入れ始めています。
 
 心臓リハビリテーションは長期間続けるほど効果があるのですが、患者さんそれぞれの病状や体力に合わせた専門のプログラムが必要なため、医療従事者や運動指導者の管理が必要です。
 しかし、5ヵ月で保険診療期間が切れてしまうため、病院で継続することが難しくなっています。
 そこで、保健医療の継続申請や「選定療養」として患者負担で行う方法のほか、NPO法人ジャパンハートクラブの運営するメディックスクラブのような、各地の既存施設を利用した「心臓リハビリテーション指導士」が指導する運動療法コースなどの利用も有効です。

 近年、こうした心臓リハビリテーションの運動療法は、心臓病予防としても活用されています。


*日本心臓財団:今月のトピックス「心臓リハビリテーションの効果」参照。
 http://www.jhf.or.jp/topics/2014/003607/


協力:伊東春樹 榊原記念病院副院長

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