洞性徐脈とはどのような症状があるのか
48歳
男性
2003年11月29日
10年ほど前から、健康診断の心電図で「洞性徐脈」と指摘され、7年前に超音波を用いた精密検査を受けたのですが、結果は問題なしでした。
その時の検査医の説明では、心臓の形状がねじれているので心電図に現われる、とのことでしたので、その後は無視して来ました。
今年の健康診断も同じく心電図で引っかかり、検診医から精密検査を受けるように言われました。
「洞性徐脈」というのが、どういう類の病気かも知らないので、症状とか影響についてご教示ください。
ちなみに今年の健康診断における血圧は68?106でした。血圧は10年前から変わりません。
普段は5?10km程度のランニングを続けており、年に1?2度、マラソンに出場しています。ランニングしていて苦しくなった、という経験はありません。
回答
脈拍数が60未満の場合を徐脈といいます。そして40未満のときには洞不全症候群として、精密検査をします。スポーツマンは徐脈になりやすく、この場合はスポーツマン・ハートといいます。あなた様の場合はたぶん、スポーツマン・ハートなのでしょう。洞不全症候群の場合ですと、症状としては、めまい、失神、目の前が一瞬白くなる、あるいは平素、疲れやすいといった症状がでます。