普通の不整脈ではない
32歳
女性
2005年8月24日
先月の健康診断の結果、心電図で要精密検査となり、「QT間隔延長の疑い、ワンダリングペースメーカー」と記入されていました。
先生から、「普通の不整脈ではないので、循環器専門医で精密検査を行ってください」と言われました。QT間隔の間隔がどれくらいなのかは、数値が書いていないので、分かりません。
「普通の不整脈ではない」ということですが、どんな不整脈なのでしょうか?
回答
QT延長症候群は心電図で QT間隔が長く、時に不整脈をともなうもので、一部は先天性、一部は薬剤などで起こるものもあります。人によって状態は大きく違いますので、先ず諸条件下でQT間隔を十分観察し、不整脈を監視する必要があります。不整脈の有無や症状によって直ぐ治療を要するとは限りません。検査を勧められたのであれば、先ず重症度を含めて専門医による適切な診断を得てから対策を考えるべきでしょう。
ワンダリングペースメーカーは単独では通常治療を要するものではないように思います。
なお普通でない不整脈というのは、まれなもの、あるいは予測が難かしいものという程度の意味かと思いますが、これはその先生に聞くしかありません。