心臓にやさしいハートレシピ

ハートレシピプロジェクト 特別編 簡単に作り置きレシピ 産官学のコラボレーションで「ハートレシピ」誕生!地域からはじまる、心臓にやさしい食生活 今回は、簡単にできる“作り置き”レシピをテーマにアレンジ

ハートレシピ“心臓にやさしい”がコンセプト

1日あたり 塩分6.0g未満 野菜350g以上

現在、日本人の死因として、心疾患はがんに次いで2番目に多くなっています。
その背景には、高齢化に加え、食生活をはじめとする生活習慣が大きく関わっていることが知られています。

ハートレシピは、「心臓にやさしい」をコンセプトとして、
誰もが美味しく手軽に取り入れられる、新しい健康レシピです。

レシピは、心疾患対策に積極的に取り組む地域の医師や管理栄養士監修のもと、地方自治体と協同で開発。
心臓の健康に着目し、1日あたりの食塩相当量を6.0g未満とし、
魅力的な地域の特産品を中心に、1日あたりの野菜の摂取量は350g以上としました。日本心臓財団は健康のために、1日あたり塩分を6g未満の摂取に抑え、野菜を350g以上採ることを推奨しています。

心臓の健康について

心臓にやさしい「ハートレシピ」ポイント ご当地レシピを簡単に作り置きできるようにアレンジした、おいしくお手軽に健康的な食事を手助けするレシピです。

  • 01

    心臓にやさしい!塩分は1日
    6g未満・野菜350g以上

    日本人の平均塩分摂取量は9.9g、野菜摂取量276.5gに対し、レシピ1日あたりの食塩摂取量を6g未満におさえつつ、野菜を350g以上摂取できるように調整しています。

  • 02

    “作り置き”で、
    お手軽に健康管理サポート

    アレンジした9レシピには、いずれも翌日以降も保存が効く“作り置き”メニューを用意。毎日の調理の煩わしさを解消できます。

  • 03

    「おかずのタネ」で、
    簡単・お手軽に調理に幅

    作って保存しておくだけで、さまざまな料理にアレンジできる「おかずのタネ」を3種類盛り込み、アレンジ例も2つずつ掲載。料理初心者の方でも作りやすい、簡単にレパートリーが増やせるレシピです。

塩分量やエネルギー量を正確に計るため、材料は全てg(グラム)表示になっています。

簡単にできる “作り置き”ハートレシピで栄養バランスに配慮

急速に高齢化が進展する中、近年注目を集めているのが、高齢者の単身世帯の増加です。
「日本の世帯数の将来推計※」によると、65歳以上の世帯主における独居の割合は、
2015年の約32%から2040年推計では40%に増加するとしています。
特に男性独居率の割合の上昇は顕著で、65歳以上の女性が約3%増(21.8%から24.5%)だったのに対し、
65歳以上男性では約7%増(14%から20.8%)と推計されています。
※国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計(全国推計)2018(平成30)年推計」

高齢者の単身世帯の増加により危惧されるのが、栄養バランスの乱れなどの食生活の問題です。
日本能率協会総合研究所の「60歳~79歳の男女に聞く食生活と食意識に関する調査」(2015年)によると、
食生活に関し、「栄養バランスがとれているか」と尋ねたところ、
夫婦で同居もしくは子ども家族と同居している世帯では8割以上が「とれている」と回答したのに対し、
単身世帯では約半数のみと大きく減少しています。栄養バランスがとれない理由については、
「ひとり暮らしだから(80%)」「毎回きちんと料理を作るのが面倒だから(56%)」
といった回答が多くあがっており、料理自体へのハードルが高いことが伺えます。
この度の心臓にやさしいハートレシピは、簡単に作り置きしやすく、という点にフォーカスし、
日々のバランスの取れた食生活へのサポートとなることを目指しています。

  • 01 こまめに手を洗う
  • 02 調理道具は菌に注意
  • 03 保存容器は清潔に
  • 04 容器の水気をふく
  • 05 おかずはさめてから容器に入れる
  • 06 菜箸は複数使い分ける
  • 07 冷蔵庫の中もきれいに
  • 08 作った日付と料理名をメモ

「ハートレシピ」プロジェクト 基本構造

「ハートレシピ」は、公益財団法人日本心臓財団と、エドワーズライフサイエンス株式会社が、地域の自治体や専門家らとタッグを組み、地域の特産品の魅力を活かして協同開発するものです。レシピを通じて、県内外を問わず、多くの方に心臓の健康に関心を持っていただき、生活習慣の見直しにつながることを目指しています。

お問い合わせ先
「ハートレシピ」プロジェクト事務局
(株式会社ジェイ・ピーアール 担当:津川・小林)
メール:heart-recipe@k-jpr.com

HEART RECIPE ハートレシピのご紹介

これが秋田のハートレシピ!2017年は、秋田県とコラボレーション。ご当地ならではの家庭料理を心臓にやさしくアレンジしたレシピです。レシピ開発担当:秋田大学医学部附属病院 栄養管理部 栄養士長 中山 真紀 先生

全てのレシピを印刷する PDF(全11ページ)

「ハートレシピ」ポイント 秋田県の自然豊かな食材をもとに、楽しみながら健康的な食事を手助けするレシピです。

  • 01

    心臓にやさしい!塩分は
    1日6g未満・野菜350g以上

    日本人の平均塩分摂取量10.0g、野菜摂取量293.6gに対し、レシピ1日あたりで食塩相当量を5.5gに抑え、エネルギー1746kcal、脂質41.9g、食物繊維16.0gとしています。

  • 02

    1日平均
    29種類の食材を使用

    野菜、海草、いも類(こんにゃく)、果物を一日あたり平均18種類、調味料以外の食材を計平均29種類使用。

  • 03

    秋田県の家庭料理に
    フォーカスした料理

    本年度のハートレシピは秋田県在住の方に地域の家庭料理について調査を実施。県民が「家庭料理」だと思う料理にフォーカスして、普段の料理で上手に減塩し、野菜を多く摂取できるレシピにこだわりました。

塩分量やエネルギー量を正確に計るため、材料は全てg(グラム)表示になっています。

コメの国が誇る 郷土色豊かなご当地料理の宝庫 秋田

一年の半年が深い雪に覆われる秋田県の家庭料理は、野菜や山菜を利用した漬け物、魚や肉を主とした保存食など、
冬を生き抜くための貯蔵技術を生かした料理が多いことが特徴と言えます。
また、コメの国・秋田を代表するきりたんぽ鍋やしょっつる鍋などの鍋料理は、コメの国にふさわしく、
収穫の喜びを分かち合う食文化の一つです。
加えて、広大な面積を誇る秋田県は県内でも北と南で気候が異なるため、
家庭料理の内容もまた南北で変わる点も特徴です。
一方で、漬物や保存食といった食文化は、秋田県の塩分摂取量の多さにつながっています。
過剰摂取が要因の一つとなっていると考えられる心疾患や、
脳卒中を含む脳血管疾患の死亡率もそれぞれ全国8位、1位と高い水準にあるため、
減塩をはじめとする食生活の改善が求められています。

「ハートレシピ」プロジェクト 基本構造

「ハートレシピ」は、公益財団法人日本心臓財団と、エドワーズライフサイエンス株式会社が、地域の自治体や専門家らとタッグを組み、地域の特産品の魅力を活かして協同開発するものです。レシピを通じて、県内外を問わず、多くの方に心臓の健康に関心を持っていただき、生活習慣の見直しにつながることを目指しています。

お問い合わせ先
「ハートレシピ」プロジェクト事務局
(株式会社ジェイ・ピーアール 担当:末澤公基)
メール:heart-recipe@k-jpr.com

ハートレシピプロジェクト 和歌山県メンバーシップ

今回は、秋田県とコラボレーションし、24種類のレシピが生まれました。

HEART RECIPE ハートレシピのご紹介

これが和歌山のハートレシピ!2016年は、和歌山県とコラボレーション!海と山の幸を織り交ぜた、ご当地食材が満載のレシピです。レシピ開発担当:和歌山県立医科大学附属病院 病態栄養治療部 栄養士長 川村 雅夫 先生

全てのレシピを印刷する PDF(全14ページ)

紀伊国の季節薫る「ハートレシピ」ポイント 和歌山県の自然豊かな食材を楽しめるレシピです。

  • 01

    心臓に優しい、塩分抑え目、
    野菜350g以上

    レシピ1日あたりで、エネルギー1750kcal、脂質48g、食物繊維17g、食塩相当量5,7g。

  • 02

    1日平均
    33種類の食材を使用

    野菜、海草、いも類(こんにゃく)、果物を1日あたり平均20種類、調味料以外の食材を計平均33種類使用。

  • 03

    自然を美味しく、食材の味を
    引き立たせるこだわり

    食材そのものに含まれている旨味、甘味、苦味を活かし、調味料の使用を控えることで、食材の味を引き出した減塩料理となっています。

塩分量やエネルギー量を正確に計るため、材料は全てg(グラム)表示になっています。

海と山に囲まれた ご当地食材と郷土料理の宝庫 和歌山

実に650kmにも及ぶ海岸線に加え、県土の77%が森林地域という圧倒的な自然が魅力の和歌山県。
みかんやうめ、かき、ももなどの果物類が全国的にも有名ですが、
冬も温暖な気候であることなどから、実は野菜栽培も盛んです。
全国1位の出荷量を誇る実えんどうや3位のししとうをはじめ、
しょうが、はくさい、キャベツ、だいこんなど、多くの野菜が栽培されています。
また、北部では瀬戸内海、南部では太平洋に面していることから、
たちうおやしらす、かつお、まぐろ、いさきなど魚介類にも恵まれるなど、
海山問わず、豊富な食材を有することが和歌山県の特徴の一つです。

和歌山の主な野菜

  • えんどう
  • ししとう
  • しょうが
  • はくさい

和歌山の主な果物

  • みかん
  • うめ
  • かき
  • はっさく
  • もも
  • キウイ

和歌山の主な魚介類

  • たちうお
  • まぐろ
  • いさき
  • しらす
  • 和歌山県の健康課題

    和歌山県は心疾患の死亡率(高血圧性を除く)が全国の都道府県の中でも3番目に高く、県内ではがんに次いで2番目に多い死因となっています。
    また、野菜の摂取量は男性が全国38位(272g/日)、女性が全国37位(264g/日)と、男女ともに全国平均を下回っています。
    こうした健康や食の課題解消に向け、わかやま健康と食のフェスタをはじめ、さまざまな取組が進められています。

    出典:人口動態統計

  • 和歌山県の特色を活かしたハートレシピ

    山や海に囲まれ、農作物や魚介類がバランス良く、豊富に採れる和歌山県ならではの食材を中心に、季節に応じた朝昼晩のレシピを合計24レシピ、作成しています。

    BREAKFAST LUNCH DINNER FOR 8DAYS

「ハートレシピ」プロジェクト 基本構造

「ハートレシピ」は、公益財団法人日本心臓財団と、エドワーズライフサイエンス株式会社が、地域の自治体や専門家らとタッグを組み、地域の特産品の魅力を活かして協同開発するものです。レシピを通じて、県内外を問わず、多くの方に心臓の健康に関心を持っていただき、生活習慣の見直しにつながることを目指しています。

お問い合わせ先
「ハートレシピ」プロジェクト事務局
(株式会社ジェイ・ピーアール 担当:末澤公基)
メール:heart-recipe@k-jpr.com

ハートレシピプロジェクト 和歌山県メンバーシップ

今回は、和歌山県とコラボレーションし、24種類のレシピが生まれました。

HEART RECIPE ハートレシピのご紹介

これが高知のハートレシピ!2015年は高知県とコラボレーション!新鮮で栄養たっぷりのご当地食材をふんだんに用いたレシピです。レシピ開発担当:高知大学医学部附属病院 栄養管理部 栄養管理副部長 伊與木 美保 先生

全てのレシピを印刷する PDF(全11ページ)

土佐国の季節薫る「ハートレシピ」ポイント 高知県の自然豊かな、山・海・川・畑の幸を楽しめるレシピです。

  • 01

    低エネルギー、塩分抑え目、
    野菜350g

    レシピ1日あたりエネルギー1675kcal、脂質40g、食物繊維18g、食塩相当量5.7gに抑えられています。

  • 02

    1日平均
    31種類の食材を使用

    高知県の特産品を中心に、野菜、海草、いも類(こんにゃく)、果物を1日あたり平均21種類、調味料以外の食材計平均31種類を使用しています。

  • 03

    昼食>夕食>朝食で1日の
    活動量に沿った栄養摂取

    エネルギーの平均比率は朝:29%、昼:37%、夜:34%で内臓への負担を低減する食事量に調整されています。

塩分量やエネルギー量を正確に計るため、材料は全てg(グラム)表示になっています。

南国の気候風土に恵まれた食材王国高知

深い木々が立つ四国山脈の山々と太平洋に囲まれた豊かな自然に加え、
年間を通じて温暖な気候の恩恵を受ける高知。
豊かな土壌と海、そして、そこで生きる人々の営みから、高知の美味しい食材が生まれています。

野菜では、なす、みょうが、ししとう、しょうが、にらの出荷量は全国一位を誇ります。
年間の日照時間が長いことから、文旦や新高梨など果物の栽培も盛んです。
また、太平洋の海から全国的に有名なカツオをはじめ、さまざまな種類の魚介類が獲れます。
これらの豊かなや山や海の食材が、ハートレシピにも豊富に盛り込まれています。

高知の主な野菜

  • みょうが
  • ししとう
  • しょうが
  • 花にら
  • なす
  • トマト
  • りゅうきゅう(はす芋)
  • 四方竹(しほうちく)

高知の主な果物

  • ゆず
  • 土佐文旦(ぶんたん)

高知の主な魚介類

  • しらす(かたくちいわし、まいわし、うるめいわしの稚魚の総称)
  • カツオ
  • ゴマサバ
  • 高知県の健康課題

    高知県では、全国平均と比較して約10年先行して高齢化が進んでいるとも言われています※1
    また、心疾患(高血圧性を除く)の死亡率が全国の都道府県の中でも高く※2、健康課題解消に向けて、積極的に対策を進めています。

    ※1
    国立社会保障・人口問題研究所「日本の都道府県別将来推計人口(平成25年3月)」
    ※2
    厚生労働省「平成25年人口動態統計」
  • 高知県の特色を活かしたハートレシピ

    四季に応じた旬の食材を用いて、朝食から夕食までの3食を一週間分、合計21レシピご紹介しています。

    breakfast lunch dinner for 7DAYS

「ハートレシピ」プロジェクト 基本構造

「ハートレシピ」は、公益財団法人日本心臓財団と、エドワーズライフサイエンス株式会社が、地域の自治体や専門家らとタッグを組み、地域の特産品の魅力を活かして協同開発するものです。レシピを通じて、県内外を問わず、多くの方に心臓の健康に関心を持っていただき、生活習慣の見直しにつながることを目指しています。

お問い合わせ先
「ハートレシピ」プロジェクト事務局
(株式会社ジェイ・ピーアール 担当:末澤公基)
メール:heart-recipe@k-jpr.com

ハートレシピプロジェクト 高知県メンバーシップ

今回は、高知県とコラボレーションし、21種類のレシピが生まれました。

北岡 裕章 先生(医学部 老年病・循環器・神経内科学 教授)伊與木 美保 先生(医学部附属病院 栄養管理部 栄養管理副部長)

監修:高知大学 医学部 老年病・循環器・神経内科学 教授 北岡 裕章 先生

\心疾患は生活習慣病!?/食生活などの改善で予防効果あり

日本人の死因の第2位を占める心疾患

主な死因と2015年の死亡率

日本において、心疾患はがんに次いで2番目に多く、おおむね右肩上がりに増加傾向にあります。
かつては日本人の死因の第1位は肺炎でしたが、その後、がんや心疾患といった、
いわゆる生活習慣に起因する疾患の死亡率が増えています。

これを裏付けるように、生活習慣病は現状、日本人の死因の約6割を占めています。

「心疾患=生活習慣病」にピンとこない方も多いと思いますが、実は食塩の過剰な摂取などが心疾患を
引き起こすリスク要因となっており、食生活の見直しなどによってこうしたリスクを低減することができると考えられています。

※出典:「平成28年版 厚生労働白書」厚生労働省

日本は「お塩大国」? 高い食塩摂取量

実は日本人は世界的に見ても、食塩の摂取量が多く、その1日あたりの摂取量は10g超。日本心臓財団が推奨している1日あたり6g未満を大きく上回っているのが現状です。

※出典:平成21年国民健康栄養調査結果の概要 健康局総務課生活習慣病対策室

食塩を取りすぎると、水分補給をすることで体液が増えたり、体内で食塩を排泄しようとすることで結果として血圧が上昇します。心疾患の危険なリスクである高血圧の発症率を高めてしまいます。

塩分をとり過ぎると… 血圧上昇

今日から始める! 減塩対策

食生活を見直す第一歩として、減塩に取り組むことは非常に重要です。
海外の調査では、1日あたりの食塩の摂取について、減塩量が多いほど、
心筋梗塞や脳卒中といった疾患の発症リスクが低下することが報告されています。

減塩のためには、現在1日に摂取している食塩量の半分を目標に、
1~2割ずつ徐々に減らしていく方法が効果的です。
下記のように加工食品や調味料、汁物など、
食塩量が多いものをあらかじめ把握し、
「ハートレシピ」を参考にして、
減塩対策に取り組みましょう!

Let’s Eat Vegetables! 野菜類の積極的な摂取がカギ

心臓にやさしい食生活の見直しポイントは減塩だけにとどまりません。健康に役立つさまざまな栄養素が含まれている野菜の摂取も重要です。

例えば野菜に含まれているカリウムは、摂取することで交感神経が抑制されて、体内のナトリウムが腎臓から排泄され易くなり、血圧を低下させる効果があります。また、血管内皮を保護する作用もあり、動脈硬化や脳卒中の予防に効果的です。

また、野菜に豊富に含まれている食物繊維も見逃せません。食物繊維は食塩やコレステロールの消化管での吸収を抑え、消化管の動きを改善して排便を促進します。海草に含まれる食物繊維はアルギン酸という多糖類ですが、アルギン酸は直接血管を弛緩して高血圧を抑制することも分かってきました。

360grams Per day! 理想は1日350g

一方で野菜の摂取には注意すべき点もあります。
腎機能が低下していたり、血液透析中の患者さんは、カリウム摂取を1日1.5〜2.5グラムまで制限したり、生野菜を避ける必要があります。また、野菜に含まれるビタミンKは心臓病で頻繁に使用される抗凝固薬であるワルファリンの効果を弱めます。

このほか、食物繊維は、胃や十二指腸の潰瘍や慢性腸炎などでは腸のぜん動を抑える必要があり、食物繊維の少ない野菜を選ぶなど摂取を制限する必要もあることから、該当する方は主治医と相談し、食生活を見直していきましょう。

理想的な野菜の摂取量は1日あたり350gといわれており、このうち120グラムは緑黄野菜を摂取することが薦められています。350gはおおよそ両手の平に載る量と同じと考えると想像しやすいと思います。「ハートレシピ」には、旬の野菜がたっぷり、調理と摂取のコツが盛り込まれていますので、ぜひご活用ください。